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日本企業モラルハザード史 (文春新書)
 
 

日本企業モラルハザード史 (文春新書) [新書]

有森 隆
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

日本企業再生のための「反面教師」たち
日本経済奇跡の発展の陰には、無能で無責任な経営者や怪しげな勢力がうごめいていた。バブル崩壊のあとも彼らの姿は消えていない

内容(「BOOK」データベースより)

戦後日本の経済発展は企業努力とその成功に負うところが大きかったが、一方では、放漫経営の連続の歴史でもあった。老舗の一流企業が極めた栄華も、経営トップ個人のエゴ、闇の人脈との関係、組織ぐるみの隠蔽工作といったアクシデントによって、驚くほどのスピードで瓦解したケースは枚挙に暇がない。乗っ取り事件、社長解任、贈収賄汚職、倒産・廃業の具体例を挙げながら描く「闇の経済裏面史」。

登録情報

  • 新書: 280ページ
  • 出版社: 文藝春秋 (2003/9/20)
  • ISBN-10: 416660337X
  • ISBN-13: 978-4166603374
  • 発売日: 2003/9/20
  • 商品の寸法: 16.8 x 10.8 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 252,351位 (本のベストセラーを見る)
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2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By sirou55 トップ500レビュアー
形式:新書
戦後の経済裏面史を企業破綻ごとにコンパクトにまとめてある。事件の概要から内部事情までよく調べてあり、それも人間を中心に描いているので飽きさせない。

横井秀樹の白木屋乗っ取り事件からバブル崩壊前のリクルート事件までは企業人個人の野心に起因する因果応報の結果と割り切れるが、バブル崩壊前後からは政・官・財・暴の癒着によるまさにモラルハザードそのものという感じで、何でもありの世界が未だに続いているんだろうか。

このレビューは参考になりましたか?
3 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By カスタマー
形式:新書
しないとすれば、それはなぜだろうか?

勤め人は、そのようなことも考えてみるべきなのかもしれない。この本にまとめられた様々な事件に共通する構造、どうも、アクの強いワンマンの経営が長期に亘って継続しうるという構造。それが、どうもこのモラルハザードを誘発しやすいような気もする。

また、業界と政界や監督官庁との阿吽の呼吸が濃密に合うものがあって、透明、ガラス張りにならない。そういうこともあるような気もする。

この20年来、マスコミを賑わした事件、しかし、日々のニュースの生産、洪水の中で記憶が風化してしまいそうな事件の経緯と背景とをしっかりと記したこの一冊は、ケース・スタディとして持ってこいという感じがする。

また、自分の勤め先でもこのような事件が起こりうる。そのような不透明な風土がある。ということを考える際のヒントが満載とも言える。

経営者の皆様には、この本で取り上げられた様々な前車の轍を踏まないと、自信をもって答えられるかどうかの試金石ともなるであろう。また、法制度を整備される方たちは、その後、このようなことが起こらない打ち手を具体的に盛り込めた否かの点検材料にもなるだろう。

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By 開運
形式:新書
300頁足らずの新書に、戦後、1953年の「白木屋乗っ取り事件」から2003年の「りそな特別支援」まで30の企業事件史が、コンパクトに収められています。

企業事件は、リアルタイムで見ていればいるほど、全体像をつかみにくいものです。
著者は、登場人物、事件の本筋、意図・結末を明確に、簡潔に描いてくれます。
決して、事実の単なる羅列ではなく、ストーリーとして読ませる書き方です。

特に、バブル期の 住銀・イトマン事件、尾上縫(興銀)事件、東京協和・安全 二信組事件、小池隆一総会屋利益供与事件 など、当時の金融機関の事件は、どれがどうなっているのか、最後はどうなったのか 、全貌を把握しにくい・複雑な事件ですが、良く調べてあると思います。

UFJ銀行、日本航空、東電原発事故など、続編を書いてほしい気がします。
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