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日本人へ 危機からの脱出篇 (文春新書 938) 新書 – 2013/10/18

5つ星のうち 4.3 15件のカスタマーレビュー

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商品の説明

内容紹介

すべての叡智は、歴史に通じる!

3・11大震災、ユーロ危機、指導者の目まぐるしい交代――危機に対峙するには何が必要か? 『日本人へ』シリーズ、待望の最新刊!

内容(「BOOK」データベースより)

3・11大震災、ユーロ危機、空転する権力者ポスト…緊張が解けない現代社会を冷静に見つめ、対峙するための武器とは?古代ローマから中世ルネサンスを知り尽くす著者ならではの歴史に学ぶ珠玉のヒント。『リーダー篇』『国家と歴史篇』につづく、人気シリーズ第三弾!

商品の説明をすべて表示する

登録情報

  • 新書: 253ページ
  • 出版社: 文藝春秋 (2013/10/18)
  • 言語: 日本語
  • ISBN-10: 4166609386
  • ISBN-13: 978-4166609383
  • 発売日: 2013/10/18
  • 商品パッケージの寸法: 17.5 x 11 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.3 15件のカスタマーレビュー
  • Amazon 売れ筋ランキング: 本 - 8,358位 (本の売れ筋ランキングを見る)
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カスタマーレビュー

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トップカスタマーレビュー

形式: 新書 Amazonで購入
塩野七生という女性は、いったい何者なのかと思う。
出せばベストセラーの人気作家であり、国家から終身年金が支給される文化功労者でもある。また、「水」の専門家たる皇太子さまがローマに立ち寄られた際は、古代ローマの街道や水道跡の案内役を仰せつかり(P28)、さらには、ときの政権トップ(小渕首相)から、「自民党の支持率をアップさせる方策をうかがいたい」と頭を下げられ、ホテルのスイートルームに呼び出される。
そのような塩野さんが、「内定がもらえないでいるあなたに」(P63)と題した章で、内定をもらえず、人格までも否定された気分でいる女子学生に対し、自分自身唯一の就活を語っているのが興味深い。

(自分では、「高校時代は落ちこぼれ」、「大学にも残れなかった」と謙遜しているが、当時、天下の秀才を集めた日比谷高校から、学習院大哲学科に学んでいる)

・・・書類選考は通ったらしく、面接に進む・・・
社長自ら、「速記はできるか」、「英文タイプは」とたずねる。答えはいずれも「ノウ」。
「では、一体全体、あなたは何ができるのか」と問う社長に、「六ヶ月の間お使いいただければ、おわかりになります」。
景気が上向きの時期にもかかわらず、結果は不採用。
ところが、自分の娘の力量を誰よりも見抜いていたであろう母は、笑
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形式: 新書
 日本人には簡単に謝る傾向があるのは知っていたが、帰国早々に眼に入ってきたのが、アメリカには陳謝し沖縄に行っては頭を下げる首相の姿だった。つい先頃までは頭を下げるのは大会社の社長や大銀行の頭取だったが、この頃ではそれを見ないのは、彼らはもはや、何もしないと決めたからであろうか。何もしなければ、過ちを犯すこともないからである。
 機知に富んだエッセイ集は、冒頭こんな厳しい一節から始まる。初出は文藝春秋2010年5月号-2013年10月号。半世紀もの間イタリアに住み、世界・日本を定点観察。「車文化の違い」では、トヨタの問題がなぜアメリカでは大問題になったのに欧州ではならなかったのかを考察。「最近笑えた話」では、楽天・ユニクロの英語公用語化に疑問を呈し対案を提示する。震災時の次の一節も良かった。
 イタリアの週刊誌に被災地の子供三人を写した写真が載っていた。(中略)この三枚の写真につけられていたイタリア人の記者のコメントは、次の一行だった。「面(つら)がまえがいい。日本は必ず再興する」
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形式: 新書 Amazonで購入
時事、日頃の観察エッセイで、
塩野さんの視点が新鮮。
歴史的なエピソードも加わって、楽しく読めます。
P92の「オレを男にしてくれ」なんて、本当に最高です。
P239“別れたひと”韓国編
P252の雄ライオン、勝海舟もイイ!
「賢者は、歴史からも経験からも学ぶことができる人で、
愚者は、歴史からも経験からも学ぶことができない人」P228
なんかも、スッと開けます。
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形式: 新書 Amazonで購入
 文藝春秋で連載されている,塩野さんの「日本人へ」というエッセイをまとめた3冊目の作品です。東日本大震災前後の時期の作品がおさめられているので,地震の前後で変わった日本を取り巻く状況に思いを巡らせながら読んでいました。
 イタリアや日本を取り巻く状況は変わっているのですが,その変化の中でも,塩野さんが主張されている内容は過去から大きくは変わっていないなと思って読んでいました。「ローマ人の物語」でのローマや,「海の都の物語」でのヴェネツィアのように,総合力をいかにして発揮するかということと,大きな問題に対しては,安定した基盤が必要という塩野さんの基本的な考え方は,いつの時代でも変わらないと思いますし,変化の大きい時代では,より重要なことだと思います。
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形式: 新書 Amazonで購入
実に馬の合うと言うか、大した女性です。 大変に面白い提案等を試みている点も良い点だと思います。
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投稿者 ウシン・ソージスト トップ1000レビュアー 投稿日 2015/10/11
形式: 新書 Amazonで購入
シリーズ第三弾は、「文藝春秋」連載の2010~2013年の足掛け
4年分を纏めたものです。

作品の執筆時期的には、「十字軍物語」と同時期となります。
例によって、同時期執筆作品からの影響か、緊張感が持続して
いく内に東日本大震災が発生し、著者の政策提言にも一層の拍
車が掛かっていきます。

この巻では、いつもながらの歴史的視点からの鋭い指摘が、初
めから終わりまで続きますので、愛読者としては大満足です。
イタリアの政治状況に関する記述も多く、非常に興味深く読め
ました。

この著者独自のものの見方は、新鮮な刺激を与えてくれるので、
たとえ考え方が異なる場合でも、とても貴重なものとなります。

今回特に印象深かったのは、思考における母国語と外国語の関係
についての論考と、著者の「天命」が数多の悪あがきの結果であ
るとしたところでした。
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