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50 人中、48人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
西尾ワールドの全貌,
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レビュー対象商品: 日本人は何に躓いていたのか―勝つ国家に変わる7つの提言 (単行本)
西尾氏の作品は20年以上にわたって読み続けて着ましたが、今回の作品では、彼は自分の思想の全体像を簡潔な形で、整理することを目的としています。外交、防衛、歴史、教育、社会、政治、経済の順で議論を展開することにより、徐々に現象面から、より深く日本の抱える問題の根本に接近しようとしています。この手法により、彼の考えの基層に接近することが可能となるよう、構成されています。すべての論点で、彼は明確に一貫して変わることのない自分の人間観と歴史観を呈示しています。簡単なことですけど、これは稀有なことです。いったい何人の日本人が、自分が20年前に書いたことを一点の恥じらいもなく振り返り再提示できるでしょうか。また、本質を捉えたアフォリズムと西尾節も満載です。特に熟読すべきなのは、第三章の歴史の部分です。ここには彼の行動主義を支える歴史観が簡潔にまとめられています。そして明確な戦略的思考の下での、歴史と外交、防衛の優先順位の妥協の必要性を説いています。20世紀の前半を分けた4つのイデオロギーの部分も慧眼です。しかし読後感には絶望的なものが残ります。おそらく次の西尾さんの目標は、この中でも取り上げられている日本のsocial engineerの解明なんでしょうね。彼らの”グロテスク”な破壊への衝動の現象面での描写ではなく、その根本を突き動かしている核となる部分の分析を期待します。もっとも、著者にいわせれば、”すべてが本居宣長で解明されている”というのが答えかもしれませんけど。
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5つ星のうち 4.0
国家のことを思えばこそ,
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レビュー対象商品: 日本人は何に躓いていたのか―勝つ国家に変わる7つの提言 (単行本)
一般には流れてこない情報を元に日本の抱える真の問題点をあぶりだしている。ここまではっきりと言い切る物言いは爽快感に溢れている。日々のマスコミ情報にまみれて凝り固まった視点を少しずらすのにもってこいの作品。憲法、外交、防衛、教育の四本柱、これについて真剣に考え自分の意見を論じることのできる日本人がいったい何人いるというのか。
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