高校生のとき、日本史を選択していたのですが、日中戦争〜太平洋戦争に至るあたりがどうしても理解できず、
『何だかイマイチ理解できないけど、戦争しちゃったんだ』くらいに思っていました。
先の大戦は、特攻・原爆・沖縄戦・真珠湾攻撃・満州事変等個別の出来事が深く掘り下げられているのに、
『誰が何のために始めた戦争なのか?』が社会全体で理解されていないと思いますし、
自分も全くわかっていませんでした。
侵略戦争だったのか、自存自衛のための戦争だったのか、といった基本的なことがいまだに諸説あること自体
がそれを物語っていると思います。
当時、戦争を始めた人達がほとんど没してしまった現在では、当時の資料などから考察するしかありませんが、
このシリーズで語られている
『対米戦争に突入することを本気で望んでいた人はいなかったが、内向きの論理に終始し、組織を守ることを最優先し、その場しのぎの対応を続けているうちになぜかこうなってしまった』
という切り口は、非常にわかりやすく、高校生のときに感じた疑問が解決したように思えます。
今の企業・役所などでも同じことが起こっており、当時も今も大して変わらない政治家。
日本人はもっと自分達の過去をしっかり振り返り、今に活かす、という発想が必要だと感じるシリーズです。