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私は英語を使った仕事をしているが
こてこての日本育ちであるため、
「高校で習ってないからわからない」ということも
少なくない。
(受験英語はとても有用だが、足りないところも多い)
しかし、この本のおかげでかなり救われている。
値段も安いし、購入をためらう理由はどこにもない。
英語を使った仕事をしたい人は、絶対に買って
読むことをお勧めする。
著者はアメリカ人なので、本書を読むと英語というより米語の使い方がよくわかります。ユーモアたっぷりの語り口で一気に読めて、読み終わった後には確実に英語で論文を書く技術が上がります。驚くべき事に、著者は日本語で本書を書き下ろしています。著者自身が日本語に詳しく、外国語でものを書く事の苦労を知っているためか、解説のポイントは非常に的を射ており、その点でも他のネイティブの著書とは一線を画しています。
「上野動物園のパンダ」はthe pandas of Ueno Zooなのか、Ueno Zoo’s pandasなのか、Ueno Zoo pandasなのか。じつはどれでもいいのですが、ニュアンスが少しずつ違うようです。その差を解説できてしまう分析力はさすがです。どうしてUniversity of MeijiではなくてMeiji Universityでないといけないのか、Hikaru GenjiはGenji Hikaruではいけないのか。そんな含蓄深い話もあります。本書にはユーモアというか、笑える所も満載なのですが、それは日本人がそれだけ笑える英語を使っている事の表れである点でも興味深く読めます。
例えば冒頭の、「名詞にaをつける」のではなく、むしろ「aに名詞をつける」のだという話は、初めての人には何を言っているのかよく解らないかもしれませんが、読んでみればaもtheも名詞につけるアクセサリーのようにしか思っていなかった人は「目からウロコ」の思いをするのではないでしょうか。ここを理解するだけでも元が取れてしまう1冊。
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