私が初めて読んだ小室直樹さんの著書はこの本の改題前の「痛快!憲法学」でしたが、はっきり言って衝撃でした。内容が、憲法だけでなく、世界史、キリスト教、経済、数学、政治とあまりに多岐に及んでいて、その知識量に驚かされると同時に、もっと早く(できれば大学時代のような若いときに)こういう本を読んでおけば、その後の読書の分野も違っていただろうに、と悔やまれてなりません。この本の内容はある意味で小室直樹さんのエッセンスだと思いますので、彼の本を読んだことがない方はまずこの本を読んでみて、もし気に入れば他の本も是非読んでもらいたいのですが、もし肌に合わない、というなら他の本を読んでも恐らく面白くないかもしれません。とにかく、この本は、知識を増やすことの楽しさを教えてくれた私にとっては貴重な1冊です。