ひととおり読んでみた感想です。
折々、『古事記』の日本神話の原文にふれられているのはよかったのですが、全体的に「前のめり気味」な出雲井氏の解説が多く、読むのが苦痛に感じられてしまいました。
正直言って、戦前世代のお年寄りから何度もくどくどと「日本の伝統とご先祖様を大事にしなさいよ」と説教されている感じがしました。
これでは、戦後世代の人々の心をとらえるのはなかなか難しいかもしれません。
同じ出雲井氏の日本神話関連の著作なら、
母と子におくる教科書が教えない日本の神話の方が、純粋に読み物として楽しめて面白いと思います。