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日本人と中国人―なぜ、あの国とまともに付き合えないのか (Non select)
 
 

日本人と中国人―なぜ、あの国とまともに付き合えないのか (Non select) [単行本]

イザヤ・ベンダサン , 山本 七平
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
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o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o
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商品の説明

出版社 / 著者からの内容紹介

日中関係がうまくいかないのは、 今に始まったことではなかった。 その原因は、どこにあるのか?
幻の名著、初の単行本化
日中国交回復に国を挙げて沸きかえった三〇年前、その陰で一片の声明によって反古(ほご)にされた、台湾との日華平和条約。「感情が条約に優先する」この国の風潮に対する疑問と憤りに駆られた著者がものした連載原稿を始めて単行本化。
今に限らず、古くから常にぎくしゃくしてきた日中関係について、日本側の問題点を、足利義満、秀吉、竹内式部(たけうちしきぶ)、新井白石、平田篤胤(ひらたあつたね)、西郷隆盛らを通して、歴史的に考察する。

内容(「MARC」データベースより)

日中国交回復に沸いた30年前、その陰で台湾との日華平和条約は反古にされた。古くからぎくしゃくしてきた日中関係の歴史を考察。97年文芸春秋刊「山本七平ライブラリー 13」に収録された作品を単行本化。

登録情報

  • 単行本: 295ページ
  • 出版社: 祥伝社 (2005/01)
  • ISBN-10: 439650084X
  • ISBN-13: 978-4396500849
  • 発売日: 2005/01
  • 商品の寸法: 17.6 x 11.6 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 86,144位 (本のベストセラーを見る)
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52 人中、48人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By sirou55 トップ500レビュアー
形式:単行本
イザヤ・ベンダサン氏が山本七平さん自身であることは、山本さんの死後ご子息が明らかにした。日本人が日本人を語っても話題にならないことを逆手に取った手法だった。しかし出版当初から、あまりに博学なために訳者の山本さんではないかといわれ、賞の授与式にもベンダサン氏は現れず、山本さんが代わりに出席していた。山本さんご自身はきかれても否定はしなかった。

本のボリュームはさほどではないのだが内容は濃く、資料を古文のまま載せている。この本は注に口語訳が載っているからわかりやすいが、昭和47〜49年に「文芸春秋」に連載されたときは注がなかった。山本さんは古文のままで読めて当たり前だったんだろう。

題名は「日本人と中国人」だが、実際は日本人のことを論じている。トラウトマン和平工作の話から南京事件、秀吉の朝鮮出兵、朱瞬水と楠正成、倭寇、新井白石、日本外史、儒者の消滅、田沼意次、征韓論と西郷隆盛、日本の右翼、2.26事件と日支事変と続き、日本で生まれた唯一の政治思想である「尊皇思想」を解説する。

著者は最後にいう『明治は徳川期を消した。戦後は戦前を消した。しかし一つの時代の思想は必ず行動の規範となって残るから、歴史を消せば、自己の行動の規範が何に由来するか、その本人も不明になり、基準はただ「そうしないと気がすまぬ」という感情だけになってしまう。そしてそのためにかえってその規範から脱却できず、同じことを繰り返す結果になってしまう。これがいわゆる無思想的人間であろう』と。今もそのまま納得せざるを得ないとは。
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27 人中、25人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 本が好き トップ1000レビュアー
形式:単行本
 山本七平氏は、日本・日本人の文化・思想の負の部分をしっかりと見つめ続けてくれた方ではないかと考えます。

それは、とてもありがたいことで、己を知ることは難しい。 人の欠点はよく見えるのですが・・・、

 副題にもありますが「なぜ、中国とまともに付き合えないのか」の日本人の思想上の問題点に焦点があたっています。

 古来、日本は大陸から知識・思想を輸入してきた。 儒教の中の中華思想から大陸への対抗として天皇を中国の位置に

置く「尊中」から「尊皇」へ、それが「日本こそ本当の中国」との尊皇思想としての内なる中国の絶対化と化していく

明治維新が中国化革命という捉え方は、考えも及ばないものでした。

 「日本の基準で日本を見、同時に中国の基準で中国を見る」歴史上それが出来た方もいた分けですが、それが出来な

いといつも来た道、同じ間違いを繰り返すだけ、これは対中国に限ったことではなく日本の対外関係の弱さそのものの

ように感じられます。
このレビューは参考になりましたか?
32 人中、29人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 江口哲学 トップ500レビュアー VINE™ メンバー
形式:単行本|Amazonが確認した購入
「日本人と中国人」と言うタイトルから、日中関係がうまくいかなくなる日中双方の理由を指摘しているのかと思ったが、本書が問題にしているのは全て日本側のことである。日本人は自分達の中で勝手に作り上げた中国のイメージを真の中国と思い込んでしまうので、実際の中国とそのイメージとのずれに対し、ある時は土下座、ある時は排除するのである。それで、中国人=天孫民族論から中国人=犬猿論と、極端から極端に振れてしまうとのことである。そしてこれは、天皇やアメリカについても言える思考パターンである。

また、著者は本多勝一著『中国の旅』を黙示文学としているが、「日本人は好戦的な民族である」との対外的イメージは、日本軍が南京を攻撃したことによるものとしている。これは市民感情を条約に優先させてしまったためであるが、これも日本人が常々留意しなければならない点だろう。

本書は、日中国交回復ブームに沸く1972~1974年にかけて連載されたものをまとめたものであるが、そのブームも冷めた目で見つめている。そして、秀吉時代まで遡って、日本人がどのように中国をイメージしてきたかを分析し、日本人の思考・行動パターンを的確に指摘した優れた著作である。

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