タイトルにある「日本人が知らない道教」とありますが、正にその通りで、昨今日本でも巷で聞く風水の根本的なことや、生々しい道教的な世界が書かれていると思います。
例えば、陰宅に関わるところでは何となく先祖の墓が龍穴にあるのはいいんだろうね、とは思っていても、その根本の考え方ってあまり知らないと思うのです。この本ではその辺の原理的なことまで書いてあります。徳川家康が風水を実施していたと書かれていますが確かに、道教で行われている二度葬(一度墓に埋めた後、掘りなおして骨をきれいにして埋めなおす方法)も、徳川将軍家で行われていますよね。確かに、家康公も一度久能山東照宮に葬ってから、日光東照宮に葬られています。その後の将軍も実は行われていて、江戸城の裏鬼門にあたる増上寺では、世界大戦中の爆撃で廟が破壊された際、水銀処理されたミイラが多数でてきたと聞いています。こうなるとエジプトのピラミッドなんかとも相通じますよね。
特に大切なことってシンプルであったりすると思うのですが、この本では御蔭を得る方法として「徳」を積むことだ、と明言されています。でも徳を積むってそう簡単にできるのかな?わざとらしくないか?って思うこともあると思うのですが、「偽善云々にこだわるよりまず実践」と書かれていて具体的な方法も書いてあります。
この本に書かれていることを普段実践するだけで幸運に効果!と自分は思いました。陰陽水を使った浄化法や瞑想法なども書いてあり、読むだけでなく実践してみようかな?と思わせる良書です。