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147 人中、135人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
前著よりも濃い。「お金の民主化」の方途が見える。,
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レビュー対象商品: 日本人が知らない恐るべき真実 〜マネーがわかれば世界がわかる〜(晋遊舎新書 001) (新書)
「マネー」---。その希少性の故に人々の心を貪欲に染め上げ、追い求めさせ、自由に働いていると思っている人も実は隷属させられ、 1%の富裕者がその国の富の92%を所有するという冷酷な事態を生み、働きたいものが働けず、 働けても生活できないほどのわずかな賃金しか得られず、弱者に生きる場所をなくさせるもの・・・。 これほど、今の我々にとって切実な問題があろうか。 「金融のしくみは全部ロスチャイルドがつくった」に続く、著者のこの本は、 第1章から第4章は前著と重複するところがあるが、現在の「マネー」というものの本質とその仕組みをより詳細に説明し、併せて引用された文献や図表の出典・解説も明記されている。 そして、終章の第5章「もうひとつの『お金』は可能だ!」では、 1)エンデが思考の拠り所としたシルビオ・ゲゼルの「自由貨幣論」、 2)オーストリア・チロル地方のヴェルグルの「労働証明書」、 3)米国・ニューハンプシャーで実験された地域貨幣「コンスタンツ」 等を紹介しながら、強力な分権化、もっといえば”お金の民主化”の方途を示している点が、 前著と較べて素晴らしいのだ。 大マスコミの「報道」や学校の「教育」はその”利害”のために、知らせられない、教えられないことの方が多いことは、心ある人ならば判っているだろう。 そのためには、著者のいうように、社会というこのシステムを変えるポイント、梃子の原理の力点である、 この「マネー」というポイントを押せば、システム全体を根源的に変えることができる。 これを読み、地域通貨、お金の民主化はできるのではないかと希望を持った。 後は著者がいうとおり、お金に対する無知をなくすために、この本に書かれた真実を、 ひとりが誰か一人に口コミやネットで伝えていけばいい。 それは幾何級的に広がるだろう。ささやかながらその一人になりたいと思う。
88 人中、80人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
多くの人に読んで考えてほしい,
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レビュー対象商品: 日本人が知らない恐るべき真実 〜マネーがわかれば世界がわかる〜(晋遊舎新書 001) (新書)
前半は衝撃的な内容から始まります。・日本の財政は深刻な多重債務状態であり、このままでは2020年までに破産する。 ・毎年国会で審議されている国家予算である80兆の「一般会計」は実は見せかけの予算であり、 国会で審議不要の裏予算、300兆に上る「特別会計」が本丸である。 ・税金の決算(使い道の申告)が4年も遅れたまま、翌年の予算審議が平然と行われている。 ・それら一般人が知り得ない情報を、書籍に記し告発した元国会議員は刺殺されている。 ・先進国が途上国を搾取し続けているのは、搾取をしないことには成立できない現在の貨幣システムに構造的な欠陥があるからである。 ・金融の話になると必ず登場するユダヤ人。なぜ彼らが金融・経済において優位にたっていったのか、その歴史的背景。 後半はお金自体の存在意義とその利点と欠点、今後世界が存続していくために必要なあり方に対する提言がなされています。 ・お金の歴史と新しいお金のあり方。 ・本当に豊かで住みやすい社会を実現するための経済システムとはなにか。 数字を動かすだけで、現実にはなにも生み出さない銀行や金融業者が一番の富と利益を得ているという現在の仕組みはそもそもに無理があり、存在すらしない巨額のマネーを実社会が支えるのはもう限界にきています。 現実の価値と乖離して数字ばかりが巨大化していく現代の金融システムでは、この経済危機はある意味必然であったとすら思えました。 新しい概念と本当に価値のあるものにきちんと一致している貨幣システムの再構築は今すぐにでも議論し、考えていかなければならない課題だと強く感じました。
76 人中、69人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
お金の流れが社会を描く,
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レビュー対象商品: 日本人が知らない恐るべき真実 〜マネーがわかれば世界がわかる〜(晋遊舎新書 001) (新書)
著者の活動に触れて現在の社会への理解が飛躍的に深まったことに感謝したい。自分自身の思うところの正義や理想のようなものが小説や映画、歴史の中にしか存在しないという現実に暗澹たる思いを今も抱いている。それは部分においてはかすかに存在はしているのだろう。 しかし生きるために必須のものとされる金(マネー)を創る者、配る者に依存しなければならない、またそのように適応することが生き残りの条件とされた状況は野蛮の極みではないのだろうか?気付いているにせよいないにせよ、足りない物を奪い合うシステム。足りない物(=お金)を奪い合うシステムの中で幸せってなんなのだろう。分かち合おうとする者は全てを失ってゆく・・・。 このシステムから離脱しなければ未来において再び破壊を経験することになるのだろう。 著者の言うとおりこの世は「金」と「暴力」と「コネ」が駆動力になっている。これには人間の感情の深い部分が関与しているように思う。各人がその深い感情を見つめ、どのような社会を望むのかを判断する時がきていると思います。 お金の流れを変えれば、社会は変わります。 そしてシステムを使うのは人なのです。 通貨システムを国民の手に取り戻すこと。 恣意的な運用をさせないこと。 これからさらに根本的な社会変革のための智恵が収斂していくことを期待します。 著者の本意を理解する人がこの書籍で増えると良いな・・・と願いつつ。
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