カフェの開業を考えていて、そういう関係の本を沢山読んでいますが、これは共鳴出来る部分が沢山あって、とても良かったです。
著者の事を【大きな樹】のようだと表現した関係者の話が載っていますが(スタッフが小さな果実だとすれば、いつもたっぷりの栄養と愛情を与えてくれる…と)ご本人を存じ上げなくても、何だかそれがとても良く分かりました。
お客様の事を考え、働くスタッフの事を考え、店の事を考え、街の事を考える。それらの全てに妥協のない熱い想いが注がれています。
作りたかったのは【空気であって器じゃない】とか【目指しているのはサービスではなく、おもてなし】とか【お腹ではなく心を満たす為に】とか【数字よりも気に掛けなければならない事が沢山ある】とか…。
別にこの本じゃなくてもそういった言葉に触れられる機会もあるかもしれませんが、著者の言葉はとても胸に響きます。
それは上辺だけではなくて、心が綴られているからだと思いました。
揺るぎない熱い芯(心)を持っている経営者…こういう人の下で働きたいと思う人も多いんじゃないかと思いました。
実際、私もサービス業に携わる人間の1人としてそう思いましたし、この会社が経営しているお店もやはり訪れてみたくなりました(近いうちに必ず行きたいと思います)。
飲食業に携わる経営者には勿論、雇われて働く人にも、働くという意味を考えたり、人生を考える上でも、必ず何か得るものがあると思います。
もし飲食業に携わる全ての人がこの本を読んだら、世の中もっと気持ちの良い素敵なお店が増えるだろうになぁとも思いました。
自分もこの先、飲食業をどの立場で携わっていく事になっても、心に響いた著者の言葉を忘れずにやっていきたいです。
多くの人に読んで頂きたいお奨めの本です。