さすが魚河岸の現役仲卸の若旦那が書いただけあって、どこにでもある料理研究家や魚類学者が書いた本とはひと味もふた味も違う内容に満足した。文章もべらんめぇ調でユーモアがあり、自分が魚河岸にいるような気になってくるから不思議。毎日魚を扱ってる人だから書ける裏話や賢い魚の買い方など、毎日の買い物にも役立つ情報満載で、それほど魚好きではない私もついつい魚を買って食べたくなってくる。魚が身近に感じて、魚を食べるのが楽しみになった。魚料理は男の料理なんだな。産地直送が安いとは限らない理由、セールの落とし穴など楽しめて役立つ一冊だ。