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日本・日本語・日本人 (新潮選書)
 
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日本・日本語・日本人 (新潮選書) [単行本]

大野 晋 , 鈴木 孝夫 , 森本 哲郎
5つ星のうち 4.6  レビューをすべて見る (8件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

日本語には、この国の風土を考える「鍵」がある―。漢字の驚くべき力、「感じる」言葉と「見る」言葉、カタカナ語の不思議、そして島国独特の高度な適応力と外国観…。国語教育の問題から英語第二公用語論、さらには対米戦略まで、日本語を愛してやまぬ碩学三人が、日本の将来像を深く真剣に語り合った白熱の二十時間。

内容(「MARC」データベースより)

日本語には、この国の風土を考える「鍵」がある。国語教育の問題から英語第二公用語論、さらには対米戦略まで、日本語を愛してやまぬ碩学3人が日本の将来像を深く真剣に語り合った、20時間に及ぶ白熱の座談会を収録。

登録情報

  • 単行本: 201ページ
  • 出版社: 新潮社 (2001/09)
  • ISBN-10: 4106035049
  • ISBN-13: 978-4106035043
  • 発売日: 2001/09
  • 商品の寸法: 18.8 x 13 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.6  レビューをすべて見る (8件のカスタマーレビュー)
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By 九思
形式:単行本
 レビュータイトルは第一部三者鼎談(大野晋、森本哲郎、鈴木孝夫)の締めくくりでの鈴木氏(言語社会学者)の発言をそのまま頂戴しました。
 まったくそのとおりで、身近な衣食住にはじまってもう少し大きな政治、経済、文化、果ては日本列島をとりまく気候風土に至るまで、日本列島の住人のすべてが日本語に詰まっています。つまり、この言語で我々は身のまわりの森羅万象を表現しています。
 問題はまさに「中核価値」の中身や水準にあるのでしょう。
 この点について、森本氏と鈴木氏は現状悲観的。大野氏だけが条件付きで希望を残しています。そして、その条件が日本人が日本語に取り組む姿勢の中にあるとの主張には勇気づけられます。
 『文明が力を持つために大事なことは、やっぱり、ものをよく見るということじゃないかと思います。感じるのではなくて、見る』『物をよく見て、構造的に体系的に考えをまとめるという習慣を養わない限り、日本人はこれからの世界を生きて行けない。一瞬の美を感じて和歌や俳句を作っているだけでは、間に合わない。行政でも会社運営でも、事実、真実に対して謙虚に論理的に見抜く習慣を養わないと駄目だ』(本書p38から)
 何やら文明開化の時期に福沢諭吉や大久保利通が国民の実状を前に夜中自室で一人呟くのを耳にしているようですが、150年後の今、まさにもう一度省みて姿勢を正すべきときにきているのでしょう。
 しかし、これならば努力して実践できます。無理無体な条件では決してない。主導権はいまも、我々の手中にあるのです。
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12 人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
碩学3人の対談、隠居の小言のように始まるが、時事ネタのようなありがちなトッピックから「言葉とは、日本人にとって日本語とは」という本質的な事柄に迫ってくる、何か説明してやろうという感じではなく、どんな切り口でも、なにか本質的なものがにじみ出てしまう、この分野の巨人たち。現在の日本語教育に大不満の大正生まれの3人だが

対談のときの気分が将来に対して楽観論の大野氏に対する悲観論の森本氏やや中立の鈴木氏とアンサンブルがとれている。対談のほかに3人それぞれ自説を短く紹介する文章を載せているが、大野氏の日本語の起源に関する文章を読むだけでもこの本を読む価値はある

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「亡びるね」 2011/8/29
By BLUCE VINE™ メンバー
形式:単行本
p37 森本哲郎氏のお言葉です。
夏目漱石の『三四郎』におもしろい場面がある。広田先生が、間もなく汽車の窓から富士山が見えるが、「あれが日本一の名物だ。あれより外に自慢するものは何もない。ところがその富士山は天然自然に昔からあったものなんだから仕方がない。我々が拵えたものじゃない」と三四郎に言う。三四郎が驚いて、「日本もこれから段々はってんするでしょう。」と弁護すると、「亡びるね」と言われてしまう。これ、当たってますな。げんに、今、日本は滅びつつあるじゃないですか、、、

久しぶりに夏目漱石を読もうと思った。
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