よみがえります
私がこの作品を愛して止まないのは悲壮感がない事。
必ずこういった作品物には周りに当たり散らしたり泣き叫ぶシーンがあったりします。
原作を読まれると分かるのですが、ユウキさんは笑顔で周りを元気付けます。
闘病中苦しい顔を決して見せなかったユウキさん、 激しい感情を表したのは、演出上唯一食器をなぎ払ったシーンだけ。
ユウキを演じる亀梨さんは無垢な笑顔を何度も見せてくれました
ユウキさんのその強い生き様を、曇りのない、ユウキさんの愛したひまわりのような笑顔で表現してくれたのです。
骨が溶け、最後には顔面が変形してしまったユウキさんはもう泣く事が出来ません。
「でもユウキさんは泣きたかった筈です」
と、亀梨さんは演出家さんに申し出たそうです。
最後に友人全員が病室に集まるシーン、悲しみではなく感謝を、とても温かいシーンになっていると思います
是非ご覧になって下さい
蛇足ではありますが、作中小栗さんが演じた浜ちゃんはその後夢を叶えカメラマンになりました。
そして一昨年小栗さん表紙の本を撮影されています。
お二人は「ユウキ」のお話しをされたそうです。
その素敵な遭遇はきっと、ユウキさんが起こした奇跡に違いないと私は信じています。