興味深く、一気に読みきってしまいました。
ビジネススクールのケーススタディがジーンズ
メーカーについて一冊の本になっているものである
と思います。経営企画の社内教育やアパレル関係の社内教育に
活用できるのではないかと思いました。
サブタイトルの「資源ベース理論からの競争優位性」
がリーバイスとビッグジョンの歴史から説明されており、
今までに私が見落としていた顧客ベースのイノベーション
に触れられており勉強になりました。
リーバイスの模倣困難性が作られていく過程や、
バーニーの「経路依存性」が児島の歴史から
読み取れることなど大いに学ぶことができる本だと
思います。
また経営論の書籍としてだけではなく、日米のジーンズの
歴史書ととしても大変興味深く読めます。
リーバイスのアーキュエット・ステッチがペイントの
時期があったり、ジーンズに使われている糸の真ん中が
染まっておらず中白であることを知りました。
ジーンズの風合いは糸が中白だから出るのですね。
第9章「ジーンズの未来」から高価格なジーンズが売れる
理由が分かったような気がします。私自身は高価なジーンズは
買いませんが(笑)。ジーンズの世代の部下との話が出来そう
な気がします。
私にとって出版社があまりメジャー
ではなかったので失敗したかなと思いましたが
購入して正解でした。