海外で生活する事について観光〜就労〜市民権の獲得まで全体的に説明してくれる本です。
海外生活に興味を持った人が最初に読むのに最適な本と言えます。
年齢、家族構成、能力、資産、それぞれ異なる立場の人間でも自分なりのルートを構築する手引となるではないでしょうか?
日本脱出と言う煽るような題名かも知れませんが実際問題全ての日本人にとって海外で生活する事は選択肢として重要性を増し続ける事なので教養として知っておいてもよい事だと思います。
私は海外で生活する事について興味を持ち、何冊か本を読んだりしましたが中々全体像が掴めずにいました。
この本を読んでこれまで点と線の理解だったのが輪になってきたので本当に良かったと思います。
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以下、私の理解と特に興味深かった点
・観光の延長として3ヶ月までの生活は非常に容易
・永住権の獲得≒その国への貢献の確立とも言え、金か労力をそれなりに投資しなくてはならない
・海外で生活すると言う事は自分のそして日本人としてのアイデンティティーの確立、確認が必須
・国より街の相性が重要
この本を読む事によって自分なりのプランを立てる事も出来るでしょう。
例えば独身、特に大きな資産なしの立場で計画を簡単に考えてみました。
A)5〜6カ国の候補国を1週間単位で観光
※何を基準に国を選ぶか?
B)1〜2カ国に絞り街探し
※この間に自分の新たな仕事も検討する
a)分野(工業、農業、文化)
b)独立か就労か
c)その他 仕事での日本人との関わり具合
C)3ヶ月間の語学研修を兼ねて滞在して調査と下地作り
※目指す職種によってはウーファーなどの特化したものの方が良い
D)以下、進捗とその時点での考えによって計画実施
この時点で6カ月かかっており、市民権の獲得まで考えると3カ年計画になりそうです。
人によっては様々な理由で余裕が無く、何処かで思い切りが必要な場合もあるのではないかと思います。
特にP56のチャートは分かり易く、それを元に自分で書き直したり新たに情報や考えを書き込んでいくと良さそうです。
また巻末の各国のデータを基に平均年齢や宗教比率等、自分の関心のある内容を書き加えていくのも良さそうだと思いました。
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しかし、海外に出る事がまるで日本を捨てるように感じて躊躇される方も多いのではないでしょうか?
私は身内の半分が新興宗教の信者であり、また実家が企業経営をしているという環境で異物として生きて来ました。
そういうことからか自分の思い描くように人生を全うしたいと言う考えから今年に入って海外に行く事を決めていました。
しかし、3月に大地震と原子力発電所の爆発が起きた為、海外行きを保留にし、自分に出来る事は無いか?と半年間活動してきました。
この半年間で私は海外に行く事が自分の為でもあり、日本の為にもなると結論を出しました。
先ず、日本が国際的に孤立する方向に進んでいるので色々な日本人がいる事を海外の人達に示さなくてはならない。
凝集性を増すと言う事は選択の幅を狭くする事であり、現在の国内の流れが失敗した場合一斉に多くの人が行き場を無くす可能性もある。
今後、国内で行き詰った人達や難民が増加した場合、新しい道が必要でしょう。
もし、その時何も出来なくても異なる生き方をしたと言う実績が一つ増えたと言う事だけでも希望と成り得ると考えます。
国が硬直化しているのなら個人ででも多様化を実践し将来の選択肢を増やす事は日本人としての日本への貢献の道の一つであると考えます。
また私は鼻血などの出血や咳が続き、遺伝的に放射能に弱いようです。
このまま日本にいては何年も普通に活動出来ず社会に負担を掛ける存在になる可能性が高いという実感も背中を押す原動力になっています。