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日本を滅ぼす教育論議 (講談社現代新書)
 
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日本を滅ぼす教育論議 (講談社現代新書) [新書]

岡本 薫
5つ星のうち 3.8  レビューをすべて見る (18件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 756 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容説明

教育改革の「不毛」を現役官僚が大胆に分析ゆとり教育をめぐり混乱した教育の現場。この間、政府も学校も識者も不毛な議論に終始した。なぜ改革は失敗に終わったのか?文部科学省の現役課長が本質を明かす

内容(「BOOK」データベースより)

おそらくは、日本人の多くに共通する何らかの思考プロセスや、陥りがちな論理の陥穽のようなもの―が、日本における教育論議に「すれ違い」や「カラ回り」をもたらし、建設的な教育論議を妨げているのではないか、ということを、ずっと思い続けてきた。以下、これまで漠然と感じてきたそのような「違和感」や「おかしなこと」の背景や構造を、分析・整理しつつ述べていきたい。

登録情報

  • 新書: 240ページ
  • 出版社: 講談社 (2006/1/19)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4061498266
  • ISBN-13: 978-4061498266
  • 発売日: 2006/1/19
  • 商品の寸法: 17.4 x 10.8 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.8  レビューをすべて見る (18件のカスタマーレビュー)
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20 人中、20人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 清高
形式:新書
この本の長所

1、目標と手段の混同、同質性の信仰、ゆとり教育はゆとりが実現されなかったから失敗したなど、日本の教育論議の問題点がかなり広くかつ刺激的に取り上げられているところ。

2、教育学者の議論がよりよくわかる内容になっていること(たとえば、本田由紀『若者と仕事』の言わんとしていることがよくわかる)。

この本の短所

1、外国礼賛のところがある(外国人の分析が信用できるその根拠は?)

2、著者の記述のところどころに根拠があるのか疑問に思うところがある(たとえば、「アングロサクソン諸国に関するデータを、割り引いて見る」と、日本は決して解雇されにくくはない(白川一郎『日本のニート・世界のフリーター』p38)。あと、「世界」とか「多くの外国人」などぼかしているところは怪しい)。

結論―長所星5つ、短所で星1つ引いて、星4つ。
このレビューは参考になりましたか?
19 人中、18人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 糸音 トップ500レビュアー VINE™ メンバー
形式:新書
教育基本法も改正され、教育再生会議が設置され、教育論議に花咲く今日この頃。

しかし、どうも違和感をぬぐえない。

「会議は踊る、されど進まず」ではないが、論議、論議で一向に改革は進まない。

小手先の変更ばかりで本質的な部分には手をつけられていない。

どうも百家争鳴たる教育論議には何か欠けるところがあるのではないか。

この書で鋭く指摘されているのは教育論議における論議の仕方の問題である。

日本の教育論議には何が足りないのか、何が間違っているのか。

マネジメントというこれまでの教育本ではあまり重視されなかった視点から舌鋒鋭く問題の所在を分析する。

また教育論議の問題は日本における論議のあり方や組織のマネジメントの問題とも深く結びついている。そういった意味では教育論議を越えた価値を持ちうる書である。

モラルとルールの違い。

手段と目的の混同。

個性化と平等。

厳密な言葉の定義と分析。

これらが教育論議のすれ違いや勘違いの源泉である。

OECD勤務経験もある国際派の元文部官僚である著者は欧米仕込みの論理的分析で日本の教育論議の問題点を見事に摘出している。多少、外国かぶれという感もなくはないが、国内問題という面と心の問題という面の両面の意味で内向きになりがちな教育論議という場に新たな風を吹き込んだとも言える。

また、諸外国との比較はこれまでもよく行われていたが、この書では外国人研究者から見た日本教育の特長についても触れられている。「ガイアツ」に負けた気もするが、これまで日本ではあまり紹介されてこなかった見解なので非常に裨益するところがあった。
このレビューは参考になりましたか?
4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By shibchin VINE™ メンバー
形式:新書
元文部省のお役人が書いた、現在の教育論議のバカバカしさを追求する本。ただ、内容は一般的な議論で内部告発的ではない。

基本的な主張は、「教育論議が論理的にしよう」ということだ。で、実は主張はそれだけしかない。いろいろな問題点が提示されているが、そのバリエーション。ちょっと飽きてしまいました。

飽きたのは、一つには、私の意見に極めて近いからかもしれない。つまり、私にとって新しい情報は本書にはあまりなかった。わが国の議論の進め方が論理的でないとの愚痴を一緒にこぼしたって仕方ないようなあ、と言う気分。

お薦めにはするが、このような本がいくら売れても世の中変わらんだろうなあと、むしろ暗い気分になった。
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最近のカスタマーレビュー
教育政策をただしていくための問題点を指摘
だいぶ以前になるが、霞ヶ関では、文部官僚の評価がきわめて低いと聞いた。また、以前からまた最近でも、日本の教育政策に、現場感覚がきわめて乏しい感じがしていた。そのう... 続きを読む
投稿日: 2009/12/3 投稿者: 某々
感想
まずこの本を読むきっかけですが、私情協という団体があり、その会議に参加したとき 特別講師で... 続きを読む
投稿日: 2008/2/23 投稿者: あきら
教育論と文明批評
いわゆる「学力論争」以来、教育を語ることはある種のトレンドと化しつつあるようだ。文科省の元課長である著者は、教育問題を「マネージメント」の観点から分析する。リスク... 続きを読む
投稿日: 2007/6/27 投稿者: dupin
批判多し。しかし本質を突く。
... 続きを読む
投稿日: 2007/2/16 投稿者: イマジネーター
『失敗の本質』もあわせて
著者の文科省を辞めて大学教授をしている気持ちがわかる。日本軍と同じ体質に耐えきれなかった?こういう優秀な人がやめなければならない国はやばい気がしてくる。(こういう... 続きを読む
投稿日: 2006/8/27 投稿者: manaby
文部科学省に戻って実践してください
本書は元文部科学省課長職にあった著者が、

「教育論議」そのものについて、... 続きを読む
投稿日: 2006/8/4 投稿者: アジアの息吹
教育にマネジメントが必要だということ
今の教育は対症療法的に改善・改悪されているだけです。

習熟度別学習の是非が問われている程度ですからね。... 続きを読む
投稿日: 2006/5/17 投稿者: meme
「日本人が陥りやすい論議における失敗集」としても読めます。
 タイトルに「教育論議」と入っているが、実はこの本は、日本人が陥りやすい思考の欠点を一覧することができ、ビジネスマン等においても大変参考になる。... 続きを読む
投稿日: 2006/5/6 投稿者: ウッドペッカー
教育
滅びればいいじゃにやーですか。

僕は滅びた先に何があるのか、ワクワクするんだよなー。... 続きを読む
投稿日: 2006/4/15 投稿者: Past Movements
教育畑の養老孟司
本の題名こそいかめしいが、日本人の思考、行動様式のある部分を対象化し結論づける、強引な説得力をもった本書は、教育論議そのものに対して興味のない人にも、日本の教育に... 続きを読む
投稿日: 2006/4/7 投稿者: かわばたりあん
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