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日本を滅ぼす〈世間の良識〉 (講談社現代新書)
 
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日本を滅ぼす〈世間の良識〉 (講談社現代新書) [新書]

森巣 博
5つ星のうち 3.9  レビューをすべて見る (9件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容説明

嘘つきメディア、舐めた政府、踊る国民……。
そろそろ現実を見ませんか?
原発事故からのりピー騒動まで、
海外から見える日本の不可解さを徹底的にえぐった痛快コラム。

内容(「BOOK」データベースより)

嘘つきメディア、舐めた政府、踊る国民、そろそろ現実を見ないか?The Party Is Over.怪人モリスがこの国の“今”を一刀両断。

登録情報

  • 新書: 224ページ
  • 出版社: 講談社 (2011/10/18)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4062881268
  • ISBN-13: 978-4062881265
  • 発売日: 2011/10/18
  • 商品の寸法: 17.2 x 10.8 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.9  レビューをすべて見る (9件のカスタマーレビュー)
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12 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 餅太郎 トップ1000レビュアー
何も考えなくてよい国をつくる、
これが、日本の政策だったのか、
ほんとうにのんびりした国になった。

おかげで、システムが完備され、
楽ちんに暮らせるようにはなったが、
すっかり、目の前に起きていることに対して、
考えたり、物を言ったりすることを
忘れてしまった──。

そんな日本人に対して、
太平洋を遠く隔てた豪州から、
森巣博が「バカじゃねえの!」と、
大きな声で叫んでいる、
というのが、この本だ。

もちろん、同じようなことは、
本多勝一も、村上龍も、
もうずいぶん前に言っていることだが、
この時期だからこそ、
あらためて、しみじみ首肯できる話だった。

ただ、
最後の放射線のあたりは、痛かった。
どこにも逃げられないしなあ。
このレビューは参考になりましたか?
6 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By amikura
Amazonが確認した購入
一般大衆が興味を持ちそうな様々な事柄について面白おかしく煽るように書きあげているが、中身がまったくない。

「私は中3程度の知識しかないので、物事を単純に捉えるのだ」等の接頭語をつけ、「自身の発言には裏付けされた根拠はないが、だからこそ物事の本質を射抜いている」のだと言わんばかりの口調で展開される主張が多いが、それこそ根拠がなく、物事について多面的に検討する姿勢を放棄し、たまに出てくる情報ソースも週刊ポスト等のタブロイド紙だったりするので苦笑せざるを得ない。

こんなものが出版物としてまかり通るのであれば、それこそ中学生の作文が出版物としてまかり通るだろう。

まずは、自身の主張を論理と証拠で裏付けしていくという文章執筆の基本的な姿勢を身に着けた上で出直してほしい。

せっかく買ったので無理して最後まで読んだが、久しぶりに読むのが苦痛になるレベルの駄文に出会ってげんなりした。
このレビューは参考になりましたか?
23 人中、14人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
本書は、日本に於ける新自由主義という統治システムの実相を、これでもかと抉り出す。

本書が為した最大の成果の一つは、新自由主義の本質を端的に言い表したことだ。曰く「利潤の私益化・費用の社会化」。コストを一般国民に押し付ける一方で、得られる利益をごく一部の特権層が独占する。例えば民営化。鉄道にせよ通信回線にせよ、もとはと云えば税金によって作られた我々の共有財産であるはずの国有資産を、一部の民間人の私有財産にしてしまった。例えば防衛利権。政府は、我々の税金を遣って、自衛隊の兵器を軍事関連商社から通常よりも遥かに高い価格で購入、その見返りとして防衛官僚がその商社に天下り。我々の税金を私企業にばらまき、後になって官僚(そして族議員)が回収する利権の構図。「天下りとは後払いの収賄」、これまた天下りの本質を一言で云い得ている。そして電力・原子力利権。電力会社は、一私企業に過ぎないにも拘らず、電力の独占生産・独占頒布を法的に保証されている。つまり、電気を使う者は電力会社の言い値で買わねばならない。そこから上がる莫大な利潤で、政権党に献金し、官僚の天下り先を用意し、大学には研究費をばらまいて御用学者を作り上げ、マス媒体には広告費をばらまいて批判的な言論を封殺・・・。それだけの利益を上げながら、今回の東電福島第一原発人災によって生じる莫大な損害補償には、なぜか我々の税金が投入される――政府・東電の誰一人としてこの人災の責任をとることもなく。著者が指摘するように、支配層の云う「国益」とは、連中の私益をさも公共の利益であるかの如く偽装する為の方便に過ぎない。謂わば、支配層による国家権力の私物化である。もはや国家権力とは、支配層が自らの欲望を満たすための"合法的"手段でしかない。

では、権力に対峙することをその存在理由とするジャーナリズムは、何をしているのか。ジャーナリストは買収されていたのである、マス媒体の記者も評論家も、国家権力がつかませた官房機密費という名の税金によって。マス媒体は、当局が恣意的に垂れ流す情報を、それがさも全てであり唯一の事実であるかの如く、中立的な視点に立った客観的な事実であるかの如く、報じてきた。こうして権力の監視役であったはずのジャーナリズムは国家権力に取り込まれ、当局は自分たちに都合よく世論を誘導してきた。そこでは、主権者は、もはや単なる視聴者でしかない。媒体に流通する空疎な虚偽を、さも自分の意思で為した思考であるかのように思い込まされて復唱するだけの。何が主権者たる自分にとっての利益なのか、という根本的な政治認識それ自体が、予め、支配層によって簒奪されてしまっているのである、支配層にとって都合よく改竄されてしまっているのである。「由らしむべし、知らしむべからず」。

これが、今や放射能塗れの列島の上にある日本社会の現実である。今なお活断層の上に多くの原発が建てられたままの日本社会の現実である。年間に169,900,000,000,000円もの借金を重ねている日本社会の現実である。

「反撃は、現実の正確な把握から始まる。」

著者は何度か次の言葉を引用している。「無知というのは知識がないことではない。疑問を発せられない状態を指す」(フランツ・ファノン)。著者は、決して日本のジャーナリズムを批判しているだけではない。これは、視聴者に堕してしまった日本国の主権者たる我々に突きつけられた批判である。

我々は、現実を正しく捉えることができるか、そこから反撃に打って出ることはできるのか。そのことが突きつけられている。
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最近のカスタマーレビュー
主張内容は正論だが・・・・
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投稿日: 4か月前 投稿者: mfhty
利潤の私益化、費用の社会化
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投稿日: 4か月前 投稿者: トーマ
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(socializing cost, privatizing... 続きを読む
投稿日: 5か月前 投稿者: ナルボンヌの蜜蜂
日本社会の支配構造を暴露する
著者の名はモリスさんというイギリス人かと思わせる名前だ。
本業は賭博師だそうで、外国在住。... 続きを読む
投稿日: 6か月前 投稿者: 八王子狭間タウンズシニア
大手メディア(マスゴミ)、官僚、政府、公益企業に対する怒りを代弁
「COURRiER... 続きを読む
投稿日: 7か月前 投稿者: muskia
由らしむべし、知らしむべからず
冒頭にフランツ・ファノンという方の「無知というのは知識がないことではない。疑問を発せられない状態を指す」という言葉を挙げ、日本人がマスメディアの情報に疑問を示さな... 続きを読む
投稿日: 7か月前 投稿者: vatmideo
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