本書は、表面的に反戦平和を掲げつつ、その実は国体を破壊を目論む
偽善者を糾す書です。渡部氏過去の反省を掲げて戦前の日本を一方的
に非難する人々をして日本の敗戦におって利益を得た敗戦利得者と呼
びます。なかでも一番驚いたのは、読売新聞会長・渡邉恒雄氏が、北京
週報(日本語版2007.8.10)のインタビューに答えた発言です。渡邉氏
曰く「今後誰が首相となるかを問わず、いずれも靖国神社を参拝しない
ことを約束しなければならず、これは最も重要な原則である。(中略)
さもなければ、私は発行部数1千万部の『読売新聞』の力でそれを倒す」
のだと。読売が朝日に擦り寄る構図は、韓国が北朝鮮に擦り寄る構図に
ダブってみえます。