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日本を創った12人 (PHP文庫)
 
 

日本を創った12人 (PHP文庫) [文庫]

堺屋 太一
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (8件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

日本の独自性とはいったい何なのか。勤勉性なのか。それとも仏教が広まっても神道は信仰の対象であり続けた、宗教に対する柔軟性なのか。明治維新、外国文化を受け入れた許容力なのか……。もし、これらが日本の独自性であるとすれば、それは、いつ、誰によって、どのようにして創り出されたものなのか。本書は、聖徳太子をはじめ、織田信長、石田梅岩から近現代史まで、日本史上に今なお強い影響力を残す12人の「人物」をとおして、日本の歴史を見直し、日本の独自性について考えた歴史・社会評論である。
大きな変革期を迎え、日本はどの方向に向かって舵を取ればよいのか、その決断がリーダーと国民に求められている。そうしたなか、日本の独自性を認識し、それをいかにして活かしてかは、避けてとおれない問題である。本書は、その問題に答えを出す一つの有効なヒントとなるだろう。
同書名でPHP新書として刊行された前編・後編を、文庫化に際し合本。

内容(「BOOK」データベースより)

「日本の独自性」とはいったい何か。それは、いつ、誰によって、いかにして創り上げられたものなのか。本書では、聖徳太子から近現代まで、いまなお今日の日本に強い影響力を残している、歴史上の象徴的な「人物」12人をとおして、長い日本の歴史を見直し、大変革期を迎えている現在の日本の舵取りのヒントを求めた歴史評論である。新書版の前編・後編を合本した「堺屋日本史」、待望の文庫化。

登録情報

  • 文庫: 413ページ
  • 出版社: PHP研究所 (2006/02)
  • ISBN-10: 4569665608
  • ISBN-13: 978-4569665603
  • 発売日: 2006/02
  • 商品の寸法: 15 x 10.6 x 2.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (8件のカスタマーレビュー)
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23 人中、19人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By TakahiroPE VINE™ メンバー
形式:文庫
まず、とにかく視点が興味深い。

日本を創った、というタイトルから、国としてのシステムを創ったというようなイメージをまず持ったが、内容はそうではない。

今の日本人が持つ慣習、社会の常識、そして一般的な考え方。これらは遥か昔の時代から現代までの間に生まれた幾つかの統治体制や世間に広まった学問などの積み重ねにより醸成されてきたものだという。

文化や習慣は一朝一夕では形成されず、幾重にも違う文化・習慣が重なり、混ざって出来上がっていくものだということを実感した。

本書で挙げられた12人は、現代日本人の特徴に多大な影響を与え、日本を、というよりも、日本人を創ったと言える人々である。

今後ますます多様化する国際社会で国として発展していくためにも、日本という国の基礎となる部分はどのように形成されたかをまず知ることが重要だと思う。

そのためには本書を読むことをお勧めします。
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7 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By ブロンドリーゼント トップ1000レビュアー
形式:文庫
レビューの高評価につられて読んでみたが、期待通りの名著であった。

本書は、表紙に載っている12人が残した哲学や制度が、現代日本の文化、政治や会社における権力構造、さらに価値観や宗教観、勤労観などにどのような痕跡を残しているかを論じた書。そのような意味で『日本を創った』というタイトルは大変的を射ており、400ページ超と厚めの書ながら一気に読ませる。

日本における「上品」の概念、神仏習合の思想、朝廷と幕府の権力二重構造、公家文化と武士文化の分裂によるそれぞれの発展など、各事象や現代に生きる概念、制度システムが「いつ」「なぜ」「だれに」「どのようにして」うまれ、それらが現代日本人の生活にどれだけ深く、無意識の段階まで根付いているかという事が全編にわたって説明されている。
日本人論とされる本はよく書店でも目にするが、類書とは比べ物にならないほど納得できる記述に満ちている。

これほど人に薦めたくなる本はなかなかないが、歴史を学び始めた中高生、日本文化や価値観の成立に関心がある方は特に必読といえる。肩ひじ張らずに読めて得るものが多い名著である。
このレビューは参考になりましたか?
6 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
特に上巻がお勧め。
読み進むにつれ、「へえーそうだったの!!」「確かにそうかもしれない」という自分の中の突っ込みが大変に楽しめました。
大人になると、いろいろ決めつけて考えていることもありますが、これを読むとずいぶんと賢くなった気がします。ためになるんだけど、人に説明しようとすると、大変に難しい。「まあ、読んでくれ」と人に薦めますが、なかなか読んでもらえないのがちょっと悲しい。
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