まず最初に言っておきたいことは、この本は具体的な政策討議としては使いづらい一面を持っています。
しかし「内閣不信任案で白票を投じたこの政治家はどういう理念を持っているんだ?」という単純な疑問には解答していると思います。
たしかに、筆者が親しい政治家をほめ、理念の違う政治家をこき下ろしにするようなバイアスが激しい本であることは間違いありません。しかし、だからこそ「テレビやネットで叩かれている小沢一郎は実は…?」、「野田総理と総理の椅子を争った海江田氏は実は…?」といった民主党議員に対しての関心度は高くなるのではないでしょうか?
この著書をきっかけに数々の政治本に触れられる可能性は秘めていると思います。