小松左京の名作「日本沈没」が映画化されることを記念して、(どちらかというとマニアックな)マンガ家が自分の出身地が沈没するというお題で競作するトリビュートアルバム的な作品です。
執筆陣は
【北海道】吾妻ひでお、あさりよしとお、唐沢なをき
【東北】遠藤浩輝
【関東】西島大介、伊藤伸平
【北陸/甲信越】米村孝一郎
【東海】鶴田謙二、恋緒みなと
【近畿】ひさうちみちお、トニーたけざき、空ヲ
【中国】いしいひさいち、寺田克也、TONO
【四国】宮尾岳
【九州】安永航一郎、ヒロモト森一、幸田朋弘
【沖縄】ロマのフ比嘉、
【全国】とり・みき
の21人で、作品はお題に合わせたパロディものあり、ほぼ「日本沈没」と無関係にやりたい放題の作品ありとバラエティ豊かです。
のけぞるほど豪華な顔ぶれではありますが、どちらかというとその豪華さが理解できる人むけで、この本を機に各執筆者のよさを知るという入門書的な役割はあまり期待しない方が無難です。タイアップ企画のような顔をしている割に、読んでも「日本沈没」のことが全くわかるようにならない(中途半端に解説などをいれない)という潔いつくりなので、映画の予習にはなりません。