著者は同志社高校の社会学教師。中国語をマスターし、2006年から1年間、
北京の中国政法大学に留学。さらに飛び込みで中国の中学・高校の歴史授業に
半年も参加・調査・分析。
こんなことをした日本の講師は初めてかも。単なる評論家先生とは違う。
私は零細企業コンサルとして、年間100回講演し、著書も2冊出した。
年間約2500人の中小企業経営者と会い、中国関連のビジネスが増えているのを実感。
さらに2006年4月から2007年3月まで、小学生の子供2人と妻の家族で1年間世界一周したが、
各国で中国人がスゴク活躍しているのをこの目で見た。中国の勢いは本国だけでなく、
世界中で凄い。
既に我々の衣食住には、多くの中国製品が進出しているが、
今後、もっともっと増えるし、中国の発展を考えると、
否応なしにつき合わざるを得ないと思う。
中国関連で経済経営の本は多数あるが、その大元の中国人の世界観・歴史観、
しかも、今後の中国を背負う学生の意識をも知るのは、非常に大事だと思う。
しかし、中国は面白い。2007年11月には、4回目となる上海〜洛陽〜杭州を廻ったが、
どこも「三丁目の夕日」のように、高度成長期の昭和のようで
まだまだ貧しいけど大変な活気がある。
が、実際に中国に進出した経営者に聞くと、中国人と信頼関係を築くのは
相当な努力が必須という。
経済を知る前に、中国人を知る必要がある。
中国人は反日、親日、いろいろだが、その根本を知るには貴重な良書だ。