内容紹介
日本のITサービスコストは先進国中ダントツの年間5兆円超。IT全体の投資額を見ても、年間12兆円もの額は、米国に次いで世界第2位の投資規模となる。でありながら、先ごろ世界経済フォーラム(WEF)より発表された世界ITレポートにおける、日本のIT国際競争力は17位。
このギャップが意味するところは何なのか、を切り口に日本のIT保守市場の高コスト構造に迫る。
そもそもITの「保守契約制度」とは何か。制度の成り立ちに目を向けると、これはメーカー側が自らの利益を守るために、修理コストをユーザーに負担させるために編み出した「コスト転嫁制度」と言い換えることができる。そこに競争の原理はなく、いわばメーカー各社も横並び。
著者は、これまでユーザー側もメーカーの言いなりで保守契約を結び、毎年更新し続けてきた結果が、上記のサービスコストの肥大化につながり、果ては日本のIT国際競争力の低下をも招いたと説く。
この高コスト体質の脱却のために、本書では「ユーザー自身が保守の中身を把握すること」がまず大事だとし、調査のための3つのステップを解説。また実際にコスト削減に成功した企業の事例2ケースを紹介する。
内容(「BOOK」データベースより)
日本の「常識」は世界の「非常識」!?日本のコンピューター業界を40年見てきた著者が闇に包まれたITコストの仕組み解明に挑む意欲作。