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日本の1/2革命 (集英社新書)
 
 

日本の1/2革命 (集英社新書) [新書]

池上 彰 , 佐藤 賢一
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商品の説明

内容紹介

明治維新はフランス革命の「半分」だった?
明治維新も8・15革命も1968も「半分」だけに終わった日本は、革命の本家本元のフランスと一体どこが違うのか? 震災後の未曾有の危機に直面する私たちが、後半戦に臨むための道すじを考察する。

内容(「BOOK」データベースより)

人気No.1ジャーナリストと、西洋歴史小説の第一人者が、日本の政治的混迷について、熱く語り合う。振り返ってみれば、あの「明治維新」も、第二次大戦直後の「8・15革命」も、多くの若者たちが街頭に繰り出した「1968」の熱狂も、日本の革命はすべて不発に終わった―。果たして日本の近現代史は、革命の本家本元のフランスと比べて、どこが根本的に違うのか?また、東日本大震災後の未曾有の危機に直面する私たちは、ついに残り1/2の後半戦に臨むことになるのか?本気で怒ることを忘れて久しい日本人の謎に迫る一冊。

登録情報

  • 新書: 240ページ
  • 出版社: 集英社 (2011/6/17)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4087205967
  • ISBN-13: 978-4087205961
  • 発売日: 2011/6/17
  • 商品の寸法: 17.2 x 10.8 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.8  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
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By INAVI トップ1000レビュアー
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集英社で「小説フランス革命」絶賛出版中の佐藤賢一さんと、ちょうど過剰なメディア露出を控えた頃の池上彰さんの対談。

「小説フランス革命」を読んでいる者には、革命自体の紹介はやや浅いが、作者の込めた想いを知る機会はなかなかないので、その意味では価値がある。

二人の対談は、ひたすら拡散を続ける。それが池上さんの持ち味ではあるのだが、その拡散した話題を全て全てフランス革命でフォローする佐藤さんは結構無理している。
たとえば、タイトルの1/2革命だが、それを明治維新に当てはめて、進み具合が半分だったから1/2というのは分かる。しかし、同じ切り方ではGHQ改革を捉えるのは明らかにオカシイし、8.15革命というのも随分な持ち上げだ。
ましてや、少なくとも日本では、その世代だけの想い出にしかなってない1968年を1/2革命とするのは、あまりにセンチだろう。

そうした???は、小沢一郎をミラボーにたとえる類にも現れている。この話題は、最近の週刊文春で佐藤優さんと鹿島茂さんとの鼎談でも使われていたが、本書で、そうしたナゾラエが「冗談半分」と分かりホッとした。
ミラボーと小沢一郎の共通点は、貴族=2世議員とか、革命初期の大物なんてことではなく、賄賂・不正を巡る噂が絶えないこと、追いつめられたときの強弁なんてあたりにも思ったりするが

ただ、フランス革命という「最も熱く言葉が交わされた」存在に触発され、佐藤さんが小説を離れて、本音トークしているのはよかった。終盤の日本への想いには、全てには共感できないが、気持ちはすごく伝わってきた。
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7 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
日本史に「革命」はない。大化の「改新」や建武の「新政」、明治「維新」、GHQ「改革」はあっても、「革命」は起きなかった。最も革命のイメージに近い明治維新ですら、徳川幕藩体制から王政復古へと統治主体が一変したにも関わらず、「革命」と呼ぶには少々憚られる。その辺りの日本的な“不徹底性”を、フランス革命と対比して論じようと言うのが本書の趣旨である。対談するのは今を時めく解説上手の池上彰と、長編「フランス革命」を執筆中の直木賞作家・佐藤賢一。
日本史上の改革的な出来事は悉くフランス革命の“半分”で終焉した、というのが佐藤の持論。例えばフランス革命では王政を廃止して共和制を樹立した後、さらに王を処刑したが、明治維新では将軍は殺されずに済んだ。GHQ改革でも天皇は助命され、六十年代の安保反対デモや学生運動でも政権が覆る迄には全く至らなかった。いずれも革命と呼ぶには中途半端だ。
では民主党が政権を奪った今の日本はどうか。「どうせ何も変わらないさ」と思い続けて来た戦後の日本人にとって、「やればできる」という初めての経験であり、一種の革命に近い状況ではある。しかしいざ政権が替わったものの、既に国民の中には失望感が広がり、まさしく中途半端な状態だ。折しもその状況下で日本を襲った未曾有の大震災。世の中はどうなるのか、今の革命らしき動きが、この天変地異によって次の段階へ進むのか。本書に結論はないが、今の時勢を俯瞰する一つの視点が与えられた気はする。
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By heita
これはある意味かなりの問題作ですね。ハナから賛否両論あることが必然の本です。
ただ、本書を読んで、これまで日本の政治や社会にたいしてあまり考えてこなかった方々が何かを考えるきっかけになるのであれば、本書の存在意義は非常に高いと思います。
内容について安易に良い悪いを言うことはできませんが、本書の存在意義に4つ星です。
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