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本書は,煙突から灯台,架空送電鉄塔,アンテナ,放送塔,吊り橋主塔,展望塔,タワー,モニュメント,木造建築物,超高層ビル,エレベーター試験塔に至るまで,国内にある50を超える「高塔」を,写真と文章で紹介したもの。エピソードが豊富なうえ,高くそびえる姿を写真で見ていると,思わず"旅情"をそそられる。
巻末の「とりこぼしの情報」によると,水道施設,管制塔,風力発電施設など,取材を断念したものもあるとか。本書を手本に,"未開の地"に足を踏み入れたくもなる。 (ブックレビュー社)
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登録情報
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東京タワーが東京のキッチュなシンボルとして存在するように、ある片田舎にある日突然空を切り裂くように国策で造られた無線鉄塔に、郷の人々が戸惑いやがて自らの故郷のシンボルとして勝手に一人歩きしていく様が、自虐的先端恐怖症の鉄塔ファンの私としては、そこに「高塔のシンボリズム」を感じてしまう。本著ではフィールドワークも精力的に行われている。無線マニアは勿論、近代産業史研究者も必見の一冊。
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