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日本の高塔―写真&イラスト
 
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日本の高塔―写真&イラスト [単行本]

兵頭 二十八 , 小松 直之
5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

メディア掲載レビューほか

日本一高い「構造物」はなに? 国内の50を超える「高塔」を写真と文章でつづったマニア必見の書
「日本一高いビルは?」「世界一高いビルは?」--超高層ビルがあちらこちらで建つ時代,知らず知らずのうちに記録が塗り替わることもあるので,戸惑いつつ必ずしも確信のもてない答えを出したりする。建築物に限ってもそうなのだから,これに,鉄塔や吊り橋の主塔などまで加えたら,いよいよ頭は混乱してしまう。

本書は,煙突から灯台,架空送電鉄塔,アンテナ,放送塔,吊り橋主塔,展望塔,タワー,モニュメント,木造建築物,超高層ビル,エレベーター試験塔に至るまで,国内にある50を超える「高塔」を,写真と文章で紹介したもの。エピソードが豊富なうえ,高くそびえる姿を写真で見ていると,思わず"旅情"をそそられる。

巻末の「とりこぼしの情報」によると,水道施設,管制塔,風力発電施設など,取材を断念したものもあるとか。本書を手本に,"未開の地"に足を踏み入れたくもなる。 (ブックレビュー社)
(Copyright©2000 ブックレビュー社.All rights reserved.)
-- ブックレビュー社

内容(「BOOK」データベースより)

東京タワーは、完成した時から平成10年まで、日本一の塔ではない…!?誰も知らない硫黄島の411m電波塔を初め、煙突、送電鉄塔など、知られざる“高さ日本一”の過去・現在・未来をマニアックに探究した、本邦初の垂直建築ガイド。

登録情報

  • 単行本: 98ページ
  • 出版社: 四谷ラウンド (1999/11)
  • ISBN-10: 4946515380
  • ISBN-13: 978-4946515385
  • 発売日: 1999/11
  • 商品パッケージの寸法: 21.6 x 13.2 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 559,209位 (本のベストセラーを見る)
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12 人中、12人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 ケムリと××は高い所が好き 2001/2/6
By カスタマー
形式:単行本
アンテナ、短波、など、ムセン関係の検索をかけると売行き順で必ず最後に出てくる。こういう本こそ隠れた名著のニオイがするものだ。本著の切り口としては、鉄ちゃん系で流行った廃線跡を訪ねるシリーズと同じである。無線鉄塔や煙突など、空に聳える高塔を過去から現在まで訪ね、それぞれに秘められた歴史や人々の往来を紐解いていく。

東京タワーが東京のキッチュなシンボルとして存在するように、ある片田舎にある日突然空を切り裂くように国策で造られた無線鉄塔に、郷の人々が戸惑いやがて自らの故郷のシンボルとして勝手に一人歩きしていく様が、自虐的先端恐怖症の鉄塔ファンの私としては、そこに「高塔のシンボリズム」を感じてしまう。本著ではフィールドワークも精力的に行われている。無線マニアは勿論、近代産業史研究者も必見の一冊。

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形式:単行本
古本に馬鹿げた値がついているのでとても買えず、図書館で読みました。
類書がない、実に面白い本です。
現在は「軍学者」として一定の名声を有している著者は、この本を書いた当時は「あらゆる仕事をして食いつなぐ」状態だったようで、取材と執筆には十分な時間をかけられたのでしょうが、著者の着眼点のユニークさ、緻密な取材に脱帽です。

また、江戸時代以前の木造の塔 (五重塔、天守閣など)の場合、一定の高さ以上になると建立が可能でもメンテナンスが不可能になってしまい、無理をして建てても、メンテナンスができずに腐朽して消えるか、落雷で焼失するかのいずれかで現在まで残らなかった、という目からウロコの考察がありました。

この本が執筆された1990年代後半に、市ヶ谷に移転して建設された防衛庁の、ビルの屋上に建っている電波塔について
「ビルと一体化した電波塔は、航空爆弾やミサイル一発で機能を喪失する脆弱なものである。一方、独立して建てられた鉄塔(例:東京タワー)は、容易に破壊できない。湾岸戦争で、多国籍軍の激しい攻撃に、バグダッドの電波塔(鉄塔)が耐えていた実例がある。庁舎ごと容易に破壊できる電波塔をわざわざ新設した防衛庁は平和ボケしているとしか言えない」
ということが書かれていましたが、卓見です。

この本は、版元の「四谷ラウンド」が倒産してしまい、同じ版元からの再刊は望めません。
その後、消えた高塔、状況が変った高塔、新しくできた高塔が色々あると思いますが
「消えたものは記述を残して跡地現況を記し、変ったものは最新の状況を記し、新しくできたものは加筆した」
改訂新版をぜひ出して頂きたいものです。
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