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日本の食堂車〔RM LIBRARY150〕
 
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日本の食堂車〔RM LIBRARY150〕 [単行本(ソフトカバー)]

鉄道友の会 客車気動車研究会
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

時代を画した車輌、歴史の彼方に消えた路線など、次世代に語り継ぎたい鉄道の姿を、
当時の貴重な写真と共に綴る人気シリーズ。

記念すべき150号では、かつて長距離列車には欠かせぬ設備であった食堂車を特集します。
日本におけるその歴史は、新橋~横浜間に鉄道が初めて開業してから27年後の明治32年まで遡ります。
当初は一等車など上級客向けの設備でしたが、次第に大衆化。
第2次大戦中には一時営業が中止されたものの、戦後は特急列車の復活とともに営業を再開し、
1950年代後半には電車特急・電車急行の登場とともに立食中心の「ビュフェ」と名付けられた軽食堂車も登場、
全国の中・長距離列車に連結され、最盛期を迎えます。

しかし、1970年代に入ると採算がとれないことを理由に営業を中止するものが増え、
現在では東京・大阪~北海道間の寝台特急3系統を残すのみになりました。
本書ではこれら日本の食堂車の歴史、私鉄まで含めて網羅。日本最初の食堂車である山陽鉄道のものから、
新幹線、最新の寝台特急カシオペアまで歴代の車輌はもちろん、
メニューなどの資料も数多く掲載した決定版です。

登録情報

  • 単行本(ソフトカバー): 111ページ
  • 出版社: ネコ・パブリッシング (2012/1/20)
  • ISBN-10: 4777053202
  • ISBN-13: 978-4777053209
  • 発売日: 2012/1/20
  • 商品の寸法: 25.4 x 18.8 x 0.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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20 人中、17人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By C623
食堂車の車両としてはいろいろと紹介されている本はあります。
古くは、客車ガイドブック【誠文堂新光社刊 昭和40年】が私にとってはバイブルでした。
あきれかえるほど眺めていたことを想い出します。
さて、『日本の食堂車』と出遭い、即買ってしまいました。
鉄道友の会 客車気動車研究会のメンバーが執筆しています。食堂車へようこそ 岡田誠一氏の前書きの通り
・・・・我が国の食堂車通史そのものです。
また、終わりに書かれている会報『食堂車』40周年の記念の研究誌の意味合いもあると思いました。
単に、車両研究だけに止まらず、車内の様子、その時代や料理、メニューまで幅広く取り上げられていて読み
応えのある逸本ではないでしょうか。
丁寧に私鉄、保存車なども取り上げていて感心しています。
正に、同好の方々が研究のたまものであり、食堂車大全と言っても良いと思います。すばらしい!!
このレビューは参考になりましたか?
2 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
50号ごとに、普段の号の倍ほどの厚みでオールカラー刷りで出て来るRM LIBRARYの記念号。
今回の150号では「日本の食堂車」と銘打って、食堂車車両の種類と歴史、その設備や内外装・調度品、食堂車の中で提供された料理、それを取りまく制度・営業形態・メニュー・各種ご案内パンフレットなどをカラー100ページ以上で紹介・解説。

ここで一つ苦言を。大事な車両解説のキサシ80のページの2か所で「キハ80 900番台に改造された」と繰り返していること。「末期には車体も普通車に改造したんだっけ?」と思ったら巻末の車歴簿ではちゃんと正しく「キシ80 900番台」となっていた。良い本だけにこういったケアレスミスは痛い。しっかりチェックしていただきたい。

このようなミスが少々あるものの、客車・気動車・電車・私鉄と車両解説は古いものから新しいものまで非常に充実している。さらに特筆すべきは食堂車の中の写真。舌鼓を打つ乗客の満足そうな表情や、時代とともに様々デザインの揃いのユニフォームに身を包んだスタッフの皆さんの誇りに満ちた表情がまぶしい。巻頭の「食堂車へようこそ」という言葉どおり食堂車利用のバーチャル体験ができる。しかも自分の好きな時代の好きな車両で!この本自体がまさに5つ星レストランなのである。
さすがにバーチャル体験では腹は満たされないので、多分日本最後になるであろう食堂車が北斗星やトワイライトで活躍しているうちにぜひ乗りに(食べに)行かねばなるまい。
このレビューは参考になりましたか?
1 人中、0人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
この本は、日本の食堂車の通史であるというだけにとどまらない。
まさに、大人の絵本と言うべき貴重な写真にあふれている。

しかし、何よりも素晴らしいのは、この本が、単に鉄道マニアのマニア的好奇心を満足させるだけのものではなく、超一級の社会変遷の資料として活用できるだけの値打ちがあることである。

食堂車の車両形式云々、それももちろん大事である。
しかしこの本は、単にそのようなマニアの好奇心を刺激するレベルにとどまらず、各種のメニューをカラーで(白黒ならほかにも出している雑誌記事や書籍もある)紹介しているところが何より素晴らしい。

さらに言えば、食堂車のメニューは、その時代の鏡でもある。
食堂車のメニューを通して、その時代の物価や生活の一部がわかる。

食堂車の食事風景を写した写真に至っては言わずもがな。
その時代の風俗が、手に取るようにわかろうというもの。

そればかりではない。
食堂車というものが、どのように生まれ、発展し、消滅に向かっているか。
それを、この本の写真たちが生き生きと語ってくれている。

調理室の写真、電子レンジなどの電化製品の写真は、我が国の社会変遷の資料として、これ以上のものはないとまでは言わないが、実に貴重なものであることは言うまでもなかろう。

惜しいのは、オシ17型に至るまで用いられていた石炭レンジや、その使用光景を写した写真がないことぐらいだろうか。しかしそれはまあ、仕方ないことではあろう。

食堂車の「絵本」を見ていたら、腹も減ってきたし、ビールも飲みたくなってきました(苦笑)。
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