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日本の風景・西欧の景観 そして造景の時代 (講談社現代新書)
 
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日本の風景・西欧の景観 そして造景の時代 (講談社現代新書) [新書]

オギュスタン・ベルク , 篠田 勝英
5つ星のうち 3.5  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 735 通常配送無料 詳細
o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o
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商品の説明

内容説明

近代を引き継ぐ風景を予見する画期的論考.東西の絵画,庭園,街並みなどを比較しながら,人間の視線の変化,西欧近代とジャポニズムの影響を考察し,ポスト・モダンの風景=造景の時代の到来を予見する.

内容(「BOOK」データベースより)

ヨーロッパ近代が生んだ遠近法と中心がたえず移動する日本特有の空間。視線の差異の発見と再発見、野性空間・田園・都市における風景観念の比較を通して、主体―客体2元論たる近代景観論の解体を論じ、ポスト・モダンの風景=〈造景の時代〉を予見する。

登録情報

  • 新書: 190ページ
  • 出版社: 講談社 (1990/6/12)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4061490079
  • ISBN-13: 978-4061490079
  • 発売日: 1990/6/12
  • 商品の寸法: 17.4 x 12 x 1.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.5  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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4 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:新書
全体につづられている日本と西洋の比較よりも、
最後で語られている「モダン=風景の発見(主客分離)」と
「ポストモダン=風景の終焉→「造景」の時代(景色を見る→参加する)」
を対比した部分が興味深い。
準拠モデルとしての地球(有限性と特有性)という発想は、
特有性という観点がある点で地球全体主義=資源主義を超えている。

個人的には、この本の姉妹編ともいうべき『都市のコスモロジー』のほうが
啓発的だった。
このレビューは参考になりましたか?
8 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
風景の発見 2008/12/5
By 倒錯委員長 トップ500レビュアー
形式:新書
一昔前、セカンドハウスだなんだと言って、都会の人間が自然の中に別荘のようなものを持つというのが流行った(今もあるのかな?)。そういうことをしている人たちは、自然の中に家を構えるというその目標を達成したとき、きっとこう思ったのだろう、「ああ、これで失われた自然美に囲まれた生活ができる」と。
しかし、この本の著者、オーギュスタン・ベルクに言わせれば、「んなもんは、最初からない」、ということになるだろう。
本書は、主に絵画という芸術空間における「自然の風景」というものが、近代化、ジャポニズムなどの影響を受けつつ、後発的に<発見>されたことを明かす。

この本を読むとわかるのは、我々は現代人が目にする「風景」とは、二重の意味で前近代の人々が見ていた単なる「環境」とはまったくの別物である、ということだ。

ひとつには、科学技術の発展などの外的な変化によって、見た目が変わるという単純な客観的な意味での別物ということになる。
もうひとつは、主観。もし我々数百年前にも存在した山々に美を見出したとしても、同じものを見て、わずか数百年前の人間にはそこに美など存在しなかった。
両者の主観には、客観的現実以上に超えがたい断絶が挟まっていたのだ。
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