よくまとまっていて、外面的な調査は良くされている。
いかにも、金融屋の分析レポートだなと思う。
まるで、大学生の(優れた)卒業論文のようだ。
しかし、全く、伝わってくるものがない。
「日本「半導体」敗戦」と好対照だと言ってもよい。
誤解を恐れずに言わせていただければ、行儀はいいが、「大変商法」の変種にすぎないといってもいい。
現実は、そんなに単純ではない。
製品グループごとに再編した電機メーカーは成功しているだろうか?
本体から切り離した半導体メーカーは成功しただろうか?(東芝とルネサスはどっちが成功?)
切り離された半導体メーカー同士が合体して成功しているだろうか?(ルネサスは成功したか?)
国内メーカーが水平分業したら、即、成功するか?
その業界にいる人なら、問題は組織論で解決できる話ではなかったのはわかるはず。
外から見たコンサルタントや証券会社の総合研究所のうすっぺらいアドバイスで、ずいぶんと電機業界は荒らされた。