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最も参考になったカスタマーレビュー
17 人中、13人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
犯人は誰だ,
By o - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 日本の農業は成長産業に変えられる (新書y) (新書)
日本の農家は、貧しくてかわいそうな存在だ――未だにそんなふうなイメージを抱いている人って、結構多いのではなかろうか。そうじゃないんだ、すげー頭が良くって商売が上手で、成功例(ビジネスモデル)だってゴマンとある――本書の前半はそうした成功事例の「洪水」だ。登場する農家は、もはや農家と呼べない。著者は「農業経営者」と表現する。シャッチョーさん、なのである。そうした成功事例の収集にあたって著者は、例外なく本人に直接会っているから、何せ説得力がある。 ただ残念ながら成功事例は、「点」にすぎない。著者はこれらを、「線」から「面」へと拡げていくことができれば、「日本の農業は成長産業に変えられる」と主張するわけだ。 現実にそうなっていないのは何故か。本書の後半は、その謎解き編である。 成功事例の面的拡大のためには、どうしても農業政策、特に米政策を変えていかなければならない。いや、何も著者は、農業経営者たちをどんどん甘やかせ、保護しろ、などとは主張しない。支えていかなければならない側面もあるが、そこは最低限に抑え、むしろ自ら成長していく環境づくりが必要だと看破するだけだ。ところが現実の農業政策はというと、徐々に変わってきつつあるとはいえ、一言で云えば保護主義一色だ。何せプロなのだから、農水省の役人だって日本農業の現状など分かっているはずだ。でも農業政策は未だに「かわいそうだから助けてあげよう、支えてあげよう」がベースになっている。 一体全体なんだってこうなっちまっているのか。こりゃミステリーだ――こっから先は本書を読めば分かる。そう、実は本書は、謎解き本でもあるのだ。 農業経営者には自ら元気を出すために読んでほしいし、農業と縁のない方々には日本農業が抱える最大の矛盾を解き明かすミステリーとして読んでほしい。もちろん(自覚はしてないだろうが)「犯人」たちにもね。
9 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0
本のタイトルと内容は少し異なります,
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レビュー対象商品: 日本の農業は成長産業に変えられる (新書y) (新書)
タイトルからはポジティブな内容を想像しましたが、実際は、日本の米作に関わる農業政策の混迷ぶりが中心に 書かれています。 前半は、成長産業にするための考察がなされ、成功したビジネスモデルが 数例示されていますが、結論として、「顧客重視」や「生産性の向上」 と言った内容で締めくくられています。 また、後半には、事故米不正転売問題で一般にも広く知られることとなった、 ミニマム・アクセス米に関わる米作農政の問題点が説かれていますが、 これはTVや新聞等でも既に論説済みの内容を引き継いでいる感じを受けます。 以上より、内容に合ったタイトルを付け直すとすれば、 「今後の農業政策のあり方を問う」の方が、ふさわしく感じました。
7 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0
内容は正しいのだろうが・・・,
レビュー対象商品: 日本の農業は成長産業に変えられる (新書y) (新書)
著者の主張はごく簡単に言えば以下のとおり。「日本の農業政策は、海外との競争を避け減反によって生産調整することによって 長期的に衰退しつづけており、農業を復活させるには競争原理を導入させる必要 がある。これを阻んでいるのは自民党農林族議員と官僚である。」 政治家と官僚が悪いのは明らかだが、まず有権者である農業従事者が最も悪いので はないか?と思う。本書の内容は正論だが、農業の素人でも大体想像できるものだ。 また書きぶりが淡々としており、少々退屈でなかなか読み進められなかった。
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最近のカスタマーレビュー
5つ星のうち 4.0
勇気付けられる一冊
実家が専業農家の私からしたら農業が成長産業になり得る、ということは大変嬉しいことである。... 続きを読む
投稿日: 2009/12/10 投稿者: 黒dog
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