「世界の」より好きです。ごちゃごちゃしているからなのかなぁ。軒先の高さも合っていないし、玄関先にはその家の傘やら自転車やらが置いてある。花が咲いていても、外国のように他人に見せる洒落た窓という訳ではなくて、専ら家の人のお好みのためのものという感じです。だからかえってよそ行きではない暖かさや懐かしさを感じて、ここを抜けるとどんなだろう?この奥にも住んでいる人はいるんだろうか?と色々な想像や思いがわき上がります。子どもの頃、学校帰りに通学路を外れて「探検」しながら、子どもしか通れないような細い道や、柵を乗り越えた近道などを遊びながら帰った記憶がよみがえりました。広々、整然とした場所より、狭い部屋が落ち着く!という方々はかなり気に入る本だと思います。