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日本の行く道 (集英社新書 423C)
 
 

日本の行く道 (集英社新書 423C) [新書]

橋本 治
5つ星のうち 4.1  レビューをすべて見る (11件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

『日本の行く道』というタイトルを見ると、人は「これからの日本の行く道を教えてくれる教科書のようなものだ」と考えるでしょう。そして人は「教科書のような顔をした本」を求めます。なぜなら「教科書ならよっかかれる。だから安心だ」と思うからです。しかしこの安心は、生きるための選択肢を狭めることです―こうした意識のもとで、作家・橋本治が「教育」「家」「政治」「経済」のことどもに、独自の「一発かませる」を展開する本です。

内容(「BOOK」データベースより)

今の日本に漠然としてある「気の重さ」を晴らす作家の確かな企み。大人も子供も「行き場のない」という大問題。惰性となってしまった「進歩」をもう一度考え直す。

登録情報

  • 新書: 270ページ
  • 出版社: 集英社 (2007/12/14)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4087204235
  • ISBN-13: 978-4087204230
  • 発売日: 2007/12/14
  • 商品の寸法: 17.2 x 10.8 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.1  レビューをすべて見る (11件のカスタマーレビュー)
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30 人中、25人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
橋本節炸裂 2007/12/28
By tako-cyan VINE™ メンバー
形式:新書
幅広い分野の諸問題を取り上げて、橋本氏らしい意外性のある
切り口で、なぜそういう問題が生まれたのか、ではどうすればいいと思うか、
を独自の論法で語ってくれます。人によっては絵空事と解釈するかもしれませんが、
中でも温暖化への日本独自の対応案は痛快です。
養老孟司氏が、都会化した現代人が肉体性を取り戻すには、
田舎で半年生活することを義務付ける、現代版参勤交代を実施せよと提案していたのと
発想は同じで、普通の人間が呆れる位の対応方法を取らない限り
もはや落ちるところまで落ちている現代の状況を打破できないという
知識人達の警告なのだと私は受け取りました。
しかしこの本をまともに取り上げるようなメディアも企業も団体もないでしょうし、
世を動かすことも恐らくないでしょう。一人でも多くの支配者層の人間が本書を読み、
真剣に地球や日本を憂えて行動することを願いたいです。
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16 人中、13人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:新書
いじめの深刻化、年間自殺者三万人、ひきこもりの増加、社会格差の拡大等々・・・、今の日本って何かヘン!と感じている人は多い。で、その原因は本来一筋縄ではいかないが、産業革命(日本の場合は明治)以降の近代化が行き着く所まで来たせいだ、というのが基本的な著者の見解。そこで、日本を江戸時代に戻すか、せめて60年代前半に戻して歴史をやり直せば、多少はマシな国になるかも、その象徴的行動として超高層ビルを全部壊そう云々と、突拍子もない論旨が展開されてゆく。一見無茶苦茶な議論だが、著者一流の問題提起として楽しめばそれなりに面白い。
ただ、経済発展や技術進歩の豊かな果実を最も享受してきたのは、他ならぬ著者を含めた団塊世代の方々である。にも関わらずいざ自分達がリタイアし始める頃になって、「経済発展は間違いだった」「貧乏な時代に帰るべき」と言い出すのって如何なものか、と少し思わなくもない。
このレビューは参考になりましたか?
13 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By モワノンプリュ VINE™ メンバー
形式:新書
 最近の橋本治を読むと、ああ、もうこの人は「真理」に到達しちゃってるんだナー、と思う。『小林秀雄の恵み』に描かれた本居宣長よろしく、「知っている」という立場から切っていく。だから本文260頁程度の本で、第3章「いきなりの結論」が100頁以上。もう結論しかない、みたいな…だからp243の「二択」が二択になってなくても、p250の浸透圧の比喩が不適切でも、そんな重箱の隅を突くような揚げ足取りはよせヨ、でしょうね。校正係も鷹揚になってます。
 もちろん、ハシモト節は健在。「いじめ」は変質したのか否かという問いから「子供の自殺」に注目し、そこから「子供が頭の中だけ大人になってる」と論を進める手際は見事。日本における終身雇用の崩壊は、会社に余裕がなくなったからじゃなく、好景気の頃に転職が自由に起こるようになったことに端を発するという指摘にも虚を衝かれました(p235)。で、これは家の崩壊の問題でもある、と。
 それにしても、育った環境が橋本さんの考え方に色濃く反映してるなと感じます。家システムが社会を構成する人間集団の最小単位で、その中に家族がある。愛情なんて、ついてくるなら後からついてくるって(p231〜)、これは高度成長前の自営業者の息子の実感じゃないでしょうか。「好景気が循環すれば全て良くなる」という理論を「豊かさはホントに循環すんのかよ」と批判するところは(p257)、もしかして山形浩生(さらば橋本治宣言をした)を意識してるかも。
 著者の「もういいじゃないか」(p224)っていう呟きに、胸が熱くなった。
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投稿日: 2008/2/17 投稿者: マストロヤンニ
「ややこしくてめんどうくさい本」だけど
著者自身が「ややこしくてめんどうくさい本」だというだけあって、分かりやすいというわけではありません。... 続きを読む
投稿日: 2008/2/11 投稿者: あれこれ本記
今に生きる日本人の必読書
できるだけ多くの日本人に読んでもらいたい。競争での「勝ち」、経営での「利益」、生活での「便利」をこの40年余りで追求し過ぎたためのツケが、国内農業の崩壊や地域格差... 続きを読む
投稿日: 2008/1/23 投稿者: さとり
現代日本の危うさへの処方箋
集英社新書から出された橋本治氏の本の4冊目。... 続きを読む
投稿日: 2008/1/13 投稿者: 韓国の龍
全然足らんわ、枚数が。
すべてを詳細かつ具体的にかかないと先に進めない人なので、新書一冊では
全然枚数がたらへんのではないでしょうか?... 続きを読む
投稿日: 2008/1/10 投稿者: mickey_elephant
橋本さんがいてくれる
・・・・・・なにしろこのタイトルだから。状況を俯瞰して全体像を論じる本であることは一目瞭然である。しかもそんな企てを新書でやってしまおうとする。こんなこと、橋本さ... 続きを読む
投稿日: 2007/12/17 投稿者: よれよれのオヤジ
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