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日本の統治構造―官僚内閣制から議院内閣制へ (中公新書)
 
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日本の統治構造―官僚内閣制から議院内閣制へ (中公新書) [新書]

飯尾 潤
5つ星のうち 4.6  レビューをすべて見る (26件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 840 通常配送無料 詳細
o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o
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商品の説明

受賞歴

第29回(2007年) サントリー学芸賞・政治・経済部門受賞

内容(「BOOK」データベースより)

独特の官僚内閣制のもと、政治家が大胆な指導力を発揮できず、大統領制の導入さえ主張されてきた戦後日本政治。しかし一九九〇年代以降の一連の改革は、首相に対してアメリカ大統領以上の権能を与えるなど、日本国憲法が意図した議院内閣制に変えた。本書は、議会、内閣、首相、政治家、官僚、政党など議院内閣制の基盤を通し、その歴史的・国際的比較から、日本という国家の統治システムを明らかにするものである。

登録情報

  • 新書: 248ページ
  • 出版社: 中央公論新社 (2007/07)
  • ISBN-10: 4121019059
  • ISBN-13: 978-4121019059
  • 発売日: 2007/07
  • 商品パッケージの寸法: 17.2 x 11 x 0.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.6  レビューをすべて見る (26件のカスタマーレビュー)
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カスタマーレビュー

最も参考になったカスタマーレビュー
47 人中、44人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 思考を刺激する良書 2007/12/21
By 馬場伸一 トップ1000レビュアー
形式:新書
これほど堅い内容でありながら、これほど面白い本は久しぶりだった。
赤線を引きまくりながら一気に読了した。
これからも、ことあるごとに読み返すことになると思う。

特にエキサイティングだったのは、日本の官僚制を「省庁代表制」と喝破したことだ。
なるほど、日本官僚制がまったく民主的正統性を欠きながら「清潔で有能な官僚」という神話を享受できていたのは、そういう仕組みがあってのことだったのかと深く納得した。

おそらくは戦時中の国家総動員体制に発するのだろうが、省庁が国民生活の隅々まで統制できていた時代が確かにあって、それを前提とすることによって、官僚が「政治家は選挙区の利害しか代表していないが、われわれは、関連領域では日本全体の代表だ」(75p)と言うことができたのだろう。

しかし、「省庁代表制」が「代表」することができた「国民」とは、戦時中ないしせいぜい50年代までの利害集団であって、その後に発生した社会集団の利害が「代表」されることはなかった。それはまさに官僚制が民主的制度の裏打ちがない閉じたサークルであったことの限界であり、高度成長以後に発生した重要な社会集団の利害を代表することに失敗しているということが、今日における政策の「手詰まり感」「閉塞感」に直結していると考えられる。

極めて明晰な分析と、有用なキータームを提示してくれることにより、色々なことを考えさせてくれる、本当に刺激的な本である。文句なくお勧めしたい。
このレビューは参考になりましたか?
33 人中、31人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 実態に鋭く切り込んだ良書 2007/11/10
形式:新書
日本の統治構造を議論する時には、硬直的だとか、一党独裁だとか、官僚支配だとか、とかく批判的な言質が目立つこの御時世、本書は、かなり異彩を放っています。

そもそも、議院内閣制と大統領制のどちらが首相の権能が強いのか。日本の統治構造は国際的に見て三権分立といえるのか。まず、本書は、歴史や国際比較といった、少々頭の固い話題から入って、日本の姿を洗い出していきます。

その次に、官僚と政治家の間、与党の内部、官僚と政治家と利益団体、というように、徐々に分析の対象を広げ、日本独特の政策決定過程のありのままの姿を描き出していきます。

外国の思想と単純に取り入れるのではなく、政治や行政の内部事情を知らないままのワイドショー的な放談でもなく、現場の実態を積極的に取材し、学術的な分析を加えた上で、今後の在るべき姿を展望する、真に地に足の着いた議論が展開されています。

お勧めです。文句のつけようがありません。
このレビューは参考になりましたか?
35 人中、32人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By misora VINE™ メンバー
形式:新書
え!?、日本って「議院内閣制」じゃなかったんですか!?
「大統領」よりも、「首相」の方が、強いんですか!?

教科書程度の政治の知識しかないわたしにとっては、まさにまさに”目からウロコ”の連続でした。
日本の政治システムを、歴史的に、また、海外と比較をしながら解説。
政治腐敗の原因が、個人的資質もさることながら、「しくみ」にあったということがよく分かります。
最後には、よりよき制度改革に向けた著者の提言もあり、なるほどな〜、と興味深く読了。

とっつきにくそうに見える表紙ですが、文章は決して読みづらくはありません。
相当に読み得な一冊。ほんとうにオススメです!!!
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5つ星のうち 4.0 日本の国のかたち
日本史の理解に、非常に役立つと思う。
たとえば以下の記述である。... 続きを読む
投稿日: 21か月前 投稿者: 純ちゃん
5つ星のうち 5.0 推理小説のようだ。(3350円相当)
私は、新書を読む時に「なるほど」と思った頁に折り目をつけ、線を引く。
そして、読後に、折り目1つを50円で評価する。... 続きを読む
投稿日: 2011/2/3 投稿者: あるふぁ123
5つ星のうち 5.0 政治学や公法を学ぶ方が最初に読むと効果的
戦後の日本で統治構造の特質を官僚内閣制、省庁代表制などととらえ、理念型としての民意の反映、権力の集中の度合いとしては、大統領制より議院内閣制の方が強力である点など... 続きを読む
投稿日: 2010/8/7 投稿者: ほそみち
5つ星のうち 4.0 政治主導の意味
日本ではメディアも政治家自身も、議院内閣制の意味をまったく理解していない。
そのことに警鐘を鳴らした本だ。... 続きを読む
投稿日: 2009/12/27 投稿者: suzushim
5つ星のうち 5.0 表紙で敬遠なさらずに。
見た目は重要である。このカバーは重たい内容に思える。
それを裏切る内容であることは間違いない。... 続きを読む
投稿日: 2009/9/26 投稿者: 転がし魂
5つ星のうち 3.0 内容は普通、文章は…
おかしな話ではないが、官僚支配の構図や長期政権の弊害など、普通に新聞読んでいれば知っているレベルの話だ。なにより、文章が細をうがちすぎていて、どうにも詭弁としか思... 続きを読む
投稿日: 2009/5/8 投稿者: 毒ギョウザ
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