先の方が書かれているように、この人の文章は、ほとんど「散文」。
いいところ突っ込んでいるようにみえるんだけど、結構それは錯覚で、
その根拠とかはほとんど示されない。
最後には「そう思うから、そうなのだ」的な、ムチャクチャ、強引な押しつけ。
この著者のほかの著書と比べてもそうですが、
結局、知ってることは知ってるけど、知らないことは何にも知らない。
その「知らないこと」に、何らかの努力をしてアプローチするならまだしも、
そういうことは一切しない人なんですね。
それが主義なら仕方ないですし、買う人の好き好きですが、
ものを書いて持論を展開する“ジャーナリスト”の姿勢としては全く評価できません。
しかし、この文章、内容で、シリーズ連発する毎日新聞社はどうなってるんでしょう?
内容の吟味も、文章の校正も、ほとんど著者原文のままって感じです。
相当わがまま、女王様気取りの著者らしいですが、
こうやって周囲が何もいってあげず、好き勝手やらせているから、
つけあがっちゃっているんでしょうね……。
“裸の女王様”、ある意味気の毒な方かもしれません。