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日本の珍地名 (文春新書)
 
 

日本の珍地名 (文春新書) [新書]

竹内 正浩
5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

来年3月にひとまず終了の"平成の大合併"、気がつくと、聞き慣れない名前やひらがな表記の不思議な自治体名が増えたと思いませんか? つくばみらい市、京丹後市、南アルプス市、おいらせ町、大空町など新しい地名が誕生した一方、浦和市、天竜市、武生市はじめ、消滅した「市」だけでも全国で66にのぼります。「たかが地名、されど地名」----本書では、所在地不明、難読・誤読、ブランド争奪、小手先変更など項目別に番付形式で、新地名誕生の秘密と合併の裏側に迫ります。

内容(「BOOK」データベースより)

匝瑳市、湯梨浜町、和水町…。こんな名前に誰がした?平成の大合併で誕生した全国津々浦々の“トンデモ地名”を番付形式で一挙紹介。

登録情報

  • 新書: 237ページ
  • 出版社: 文藝春秋 (2009/08)
  • ISBN-10: 4166606972
  • ISBN-13: 978-4166606979
  • 発売日: 2009/08
  • 商品の寸法: 17.4 x 11 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
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By ishilinguist トップ500レビュアー
形式:新書
 ハウツー・雑学ものと思って暇つぶしぐらいにはなるかと思って買い求め、読んでみたが、とんでもなかった。全国の津々浦々の自治体地名の統廃合や改名を網羅し、整理してある。それぞれの地名の歴史や由来、地理的環境もよく調べてあり、頭が下がる思いである。年表や地図もばっちりついており、理解の助けになる。
 詳細は他レビュアー氏に任せるが、「平成の大合併」とはなんだったのか、批判的な結論に本書は至る。地名というのは相当長い年月にわたって残る「文化遺産」である。魏志倭人伝や神話の時代から残る地名や、アイヌ語のなごりとされる地名も多い。絶対変えていけないということもないが、数千年の歴史と数千年後の子孫に対する責任があるだろう。色々と考えさせられる一冊であった。
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2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By Kana
形式:新書
日本の近現代の地名のなかで,区別しにくい地名,まぜこぜの地名,まぼろしの地名など,さまざまな珍地名に横綱から前頭までの番付をつけて紹介している.まぎらわしい地名のなかにも (著者はそういう視点ではみていないが) 人間にはくべつしにくいがコンピュータにはくべつしやすいものや,その逆のものなどあって,コンピュータ・プログラムを書くものにとってはとくに後者に興味がわく.もちろん,それ以外の点にも興味はつきない.
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5 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:新書
平凡社新書「47都道府県地名うんちく大全」のブッ飛び内容に不快感がぬぐえず、口直しのつもりで手にとってみた。タイトルからさほど期待はしなかったが、平成大合併で生まれた地名は何であり誰のためにあるのかと正面からテーマを投げかけ、客観的に分析・検証しているまじめな内容には好感が持てる。ただ、前半飛ばしすぎたためか、後半部の息切れ感はぬぐえない。とはいえ、「うんちく大全」のように主観的な好き嫌いで判断し、新地名が抱える問題点を提示しキチンと検証しようとしない雑感とは一枚も二枚も上。

南セントレアを例にとれば、「開港前で名前そのものが浸透していなかったことで運が悪かった。和製英語も本来の英語とは明らかに違う意味でもないのだから、一概に否定すべきではない。この名をつぶしたのは、地方が前向きにハイカラな名を付けようとすることを茶化して馬鹿にした都会人の意地の悪さに起因し、著者は悪い地名だと思わない」(うんちく大全要旨)の妄想ぶりに対し、本書は南セントレアという無国籍地名誕生にいたる経緯を詳述したうえで「開港から4年たち、愛称であるセントレアの名もいまだ定着せず、マスコミや地元民の多くは中部国際空港と呼んでいる。元来空港の愛称としてすら無理があり、一時のブームやその場の論議の流れだけで新自治体名を考えるととんでもないことになるというよい教訓」と締める。

この良識や視点の違い、少なくともこれが論考というものではないか。各地の自治体地名が合併という名のもとにズタズタに壊され、地方は疲弊し愛郷心は喪失されていく…その危機感をあぶりだし、警鐘を鳴らす意味では好著といってよいだろう。
地名文化への愛情や慈しみのカケラも感じられない「うんちく大全」に辟易した人、お口直しに一読されてはどうか。
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