北海道から沖縄は八重山までの海藻をフォローしています。
基本284と言うだけあって、普段目にしやすい海草がピックアップされており、
シュノーケリングをしている身からすると、本書で大体事が足ります。
解説も丁寧で名の由来などはもとより、活用方法などにも触れられています、
本書によって我々が普段目にしたり食べたりしている海藻についてより深い知識が付きます。
しかしながら、
類似種の名前の記載があるのにその区別についてはあまり触れられていなかったり、
スジメは載っていてもガゴメは載っていなかったりと、
(どちらも北海道南部では一般的な昆布の仲間です)
少々説明に物足りなさを感じる部分もあります。
海藻は海に行けば必ずと言っていいくらい目にするし、
毎日のように何かしらの形で食卓にあがる非常に身近な存在でいながら、
どうにも資料に乏しいと言う問題点を解消してくれました。
海藻について比較的敷居の低い優良な入門的資料なのですが、
しかしながらお値段が少々高めなので、ちょっと試しに…と言えるような状態に無いのが残念です。