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日本の治安 (新潮新書)
 
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日本の治安 (新潮新書) [新書]

後藤 啓二
5つ星のうち 2.3  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 714 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

人々のつながりの崩壊、ネットや携帯電話の急速な普及など、社会はこの十年余りで大きく様変わりした。戦後、犯罪を助長してきた歪んだ「自由」と「人権」、裁判所による前例主義、垂れ流しのネット犯罪への無策、過剰業務に忙殺される警察―女性と子どもをはじめ、誰もが「被害者」になる危険性はこれまでになく高まっている。日本の治安の今、そして刑事司法の病巣と処方を示す元警察庁キャリアによる渾身の提言。

カバーの折り返し

人々のつながりの崩壊、ネットや携帯電話の急速な普及など、社会はこの十年余りで大きく様変わりした。戦後、犯罪を助長してきた歪んだ「自由」と「人権」、裁判所による前例主義、垂れ流しのネット犯罪への無策、過剰業務に忙殺される警察----女性と子供をはじめ、誰もが「被害者」になる危険性はこれまでになく高まっている。日本の治安の今、そして刑事司法の病巣と処方を示す、元警察庁キャリアによる渾身の提言。

登録情報

  • 新書: 188ページ
  • 出版社: 新潮社 (2009/07)
  • ISBN-10: 4106103214
  • ISBN-13: 978-4106103216
  • 発売日: 2009/07
  • 商品の寸法: 17 x 10.8 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 2.3  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 738,028位 (本のベストセラーを見る)
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29 人中、27人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By たこやき21 トップ1000レビュアー
形式:新書
元警察庁キャリアによる書であるが、様々な箇所に疑問点を感じざるを得ない。

まず、作中で示されるデータの時期がバラバラでその理由の合理的理由がない、ということ。
本書の序文では、秋葉原事件などを出し「08年前半だけで無差別殺傷事件が5件も起きた」という。ところが、1章で示される犯罪の件数は1988年と2006年の単発の比較のみ。一方、最新の状況として、09年5月のニュースまである。
なぜ、それぞれのデータがバラバラなのだろう? また、件数から恐らくは警察白書のデータと思われるのだが、著者はデータの出典は示していない。
また、検挙者の高い率が少年で、ひったくりなども少年の比率が高い、という。しかし、少年検挙者の大半は自転車泥棒であるし、ひったくりは時系列での比較がない。

著者の主張が一方的なのも気になる。
取り調べの可視化などに対し、様々な弊害がある、と述べる。しかし、著者の主張に対しても同じような弊害があることは一切考慮せず、ただ、こうせよ、と述べるのみだ。
例えば、性犯罪者は再犯率が高いからメーガン法で徹底的に監視せよ、という。また、仮釈放された者の4割近くが5年以内に刑務所へ戻っている。だから、仮出所を認める基準を厳しくせよ、という。しかし、前科者であっても、食べていかなければならない。メーガン法や仮釈放の基準が改まると、却って社会復帰できず、「食べるために罪を犯す」という危険性を高めてしまう。
実際、『累犯障害者』(山本譲司著)などを読むと、その実情がわかると思う。
他にもプライバシーなどと言わず、監視カメラなどを設置せよ、というのだが、設置・運用の費用というのも当然掛かるし、今度はその情報を用いた犯罪が起こる可能性、というのも考察しなければならないはずだ。

データの使い方、主張の一方的さ。疑問点が多く残る。
このレビューは参考になりましたか?
37 人中、29人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 以丸
形式:新書
元警察庁キャリア官僚による日本の治安悪化を嘆く本。10年前なら許されたかもしれないが、日本の治安は悪化どころか良くなっているとすら言えることがかなり知られるようになった今になっても、まだこのような本が出版されることが驚きである。統計数字すら満足に読めず(犯罪の認知件数がなぜ増えたのかを警察内部にいたものが知らないとは!!)、理解しがたい犯罪が突然増えたとの印象論(印象論はあたることもあるが、これは完全に間違い)を繰り出す著者は救いようがないとしても、それを修正させもせず出版させ体感治安の悪化に貢献する編集者の見識を疑う。もしかしたら著者の存在は日本の警察の問題を象徴的に表しているのかもしれない。その意味で体感治安の悪化には実は根拠があったのでは?と思った。
このレビューは参考になりましたか?
32 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 新川
形式:新書
「日本の治安」は硬いタイトルだが、著者の文章を引用させていただけば、『私たちが暮らしてゆく社会をどのようにしたいのか、子供たちをいかに守っていくか』を書いた本である。
著者はこの本の中で、現に凶悪犯罪が行われ、いまもまたどこかで被害者が生まれている状況を数字を挙げて説明し、これ以上被害者を出さないために、何が出来るのかを論じている。
著者の主張は明確であり非常に読みやすい。読むためには法律的な知識も経験も要らない。何の罪もない者が凶悪犯罪に巻き込まれるのを見て理不尽だと感じ、力の弱い者が被害にあうことに憤りを覚える感受性があれば十分である。
この本を読むべきか否か迷っている人は、まず、この本の「おわりに」を読んでみて欲しい。そこに書いてあることに共感できるならこの本を読むべきだ。この本を読み終えて、私はこれからの治安について考えさせてくれた著者に感謝している。
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