単純に毒キノコに興味がある、毒キノコを可愛いと思っている方から、
実際食べる為に採取する方やきのこの撮影だけを目的とする方にも、なかなか実用的でおすすめではないかな?と思う逸材です。
兎に角きのこの詳細が非常に細やかです。
(毒の成分名〜毒性の度合いや症状の詳細文、生える時期、形状の事細かい詳細、臭い、触り心地等々。)
慎重な内容の本ですが、見甲斐ある面白さ(?)がぎゅうぎゅうに詰まっています。
著者の「危険を避ける為、きのこを興味本位で食べないで欲しい」と言う警告的に発行しておられるその意思とは裏腹に、
「きのこ」に対する深い愛を感じれる一冊だと思いました。著者の言葉も面白いです!
表紙を開いた瞬間からきのこのマニアックな用語図鑑が見開きで展開されており、
ややこしいきのこの種族(担子菌門や子嚢菌の中の更に枝分かれした種族の詳細)を形状で区別しやすく掲載、
続いてきのこを発見した際に、その形状から検索できる表へと続きます。
50Pまでは「実際食べれるきのこ」と酷似している、又は間違えやすいきのこをまとめていて、
飛び飛びだが食べれるきのことの比較写真が掲載されています。
その後にさらに毒きのこが満載です。
終盤の毒きのこの症状〜対処法(まとめ)は、毒きのこを万が一食した場合の対処策を知っておく為の参考になるかと思いますし、
幻覚系きのこの話は「シャーマニズムの世界」について元々興味のある事だったので、
このようなきのこの本に「毒」ではなく「幻覚」の話が取り上げられている事に驚きました。
各ページに小さなコミカルな絵入りのマークがついていて、そのマークの絵を見ただけでどんな症状があるのか一目瞭然です。
更にはページ下に撮影場所や日時がメモれる欄があります。素敵。
毒成分の化学構造目的で購入していますが、
全体的に見て「買って良かった!」と思える一冊でした^^愛蔵します!