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日本の歴史 (7) 鎌倉幕府 (中公文庫)
 
 

日本の歴史 (7) 鎌倉幕府 (中公文庫) [文庫]

石井 進
5つ星のうち 4.8  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社 / 著者からの内容紹介

源頼朝、鎌倉幕府を開く。まったく新しい武家政権の誕生である。守護地頭の新制度、堅い結束と目まぐるしい離反抗争など、鎌倉武士の息吹を伝える。

登録情報

  • 文庫: 565ページ
  • 出版社: 中央公論新社; 改版 (2004/11)
  • ISBN-10: 4122044553
  • ISBN-13: 978-4122044555
  • 発売日: 2004/11
  • 商品の寸法: 15 x 10.4 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.8  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 51,679位 (本のベストセラーを見る)
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14 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
著者は、様々な角度から歴史を今一度考察しなおすということを本書の要所要所で行っている。例えば鎌倉幕府成立は一般的には1192年であるとされているが、これを読むと、この部分に関する歴史学上の見地からして最も説得力に欠ける説であると分かり、目から鱗が落ちる思いがする。
しかし、学究にありがちな難解な論議に終始せず、重要な歴史イベントのシーンでは小説風に再現してみてくれる。文章も読みやすい。
こういうことはなかなかできない。
このシリーズは一冊ごとに著者が違うのでかなりそれぞれ差異があるようだが、この巻は著者がかなり素晴らしいと思う。
ただ、一時代を語る本なのでどうしてもそれぞれの話がある程度簡潔になってしまう。義経の話など、個人的にはもうちょっと魅力的なキャラの話を長くして欲しいと感じてしまったが、これも読者の我儘だろうか……。
それと、後半の北条氏の陰謀・策略の歴史の数々は個人的にどうしても好きになれないのでいい気分がしない。
しかし前半部だけでも読む価値は大いにあると思う。
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4 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
まさに名著 2010/1/29
By zigeunerweisen VINE™ メンバー
形式:文庫|Amazonが確認した購入
本書は、1974年に刊行された同タイトルの中公文庫の新装改版である。著者の石井進氏は日本中世史の碩学であるが、2001年に惜しくも幽明境を異にされた。緻密な史料考証に依拠しつつも、中世の人と社会を鮮やかに活写する名作である。優れた史学者は、秀抜なるストーリーテラーでもあるという符合を深く印象付ける一冊である。また、本シリーズの改版出版を決断した出版社の慧眼も高く評価したい。
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6 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By アナスタシア トップ1000レビュアー
形式:文庫
 平氏の滅亡から承久の乱を経て、北条時頼の得宗専制体制までの歴史を収めた第7巻、非常に有名な表紙の源頼朝の肖像画は現在では足利尊氏の弟の足利直義ではないかという説が注目を集めるようになっている(頼朝の頭が異様に大きい本書に掲載された頼朝の木像のイメージと比べるとこの絵は格好が良すぎるので怪しい)。本作を読むと一見頼朝を中心に万全なな体制でスタートしたと思われる鎌倉幕府の体制は実はかなり脆い点が多く、御家人の様々な思惑が一触即発の状態にあったことが本書で知ることができる。この時代の歴史史料である「吾妻鏡」が北条氏に都合のいいようにまとめられており、頼朝の不審な死、頼朝の子供の実朝の死についても、私たちが信じている真実とは全く異なっている可能性があることを知ることができる。千葉氏、梶原氏、和田氏、畠山氏といったライバルを巧妙に蹴落としていく北条政子(名前がはまりすぎている)と北条義時のやり方は現代の政治にも共通する世界だと思う。この時代は魅力のある登場人物が多く登場するので非常に読みやすいので、これから本シリーズを読破したいと考えている方は第1巻ではなく、本書から読み始めることをお勧めする。
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