本書の”正体”を一言で表せば『巷に溢れる無責任な噂とホラ話を寄せ集め著者の嘘と捏造で脚色したトンデモ電波本』ということになる。
筆者の嘘と捏造は数え上げていたらきりがないが、ここでは一つだけ指摘しておく。
(P.141から引用)
【1999年に「時事通信」が配信した記事によると、終戦の3日前にあたる1945年8月12日に、日本海軍は原爆実験に成功していた。
場所は朝鮮半島の興南沖合(現北朝鮮領)である。にわかには信じがたい話だが、米軍機密文書に記されていることだという。
それによると、当時興南沖で核爆発に似た現象が起きたため、アメリカ軍は日本が原爆を開発したとみて調査を行ったという。】
時事通信の1999年の記事には【日本海軍は原爆実験に成功していた】なんてどこにもかいていない。真っ赤なウソだ。
見出しにはただ『旧日本軍が終戦直前、原爆実験?』とあるだけで、しっかり『?』も入っている。
しかも、記事には『一九四七年の米軍防ちょう機関の報告は「原爆に似た爆発があった」と伝えているが、真相は解明できなかったもようだ。』とあるのに、自分のウソを隠すためわざとこの文章を隠蔽している。
この本を買う、買わないはもちろんそれぞれの自由だし、まさかこんなトンデモ論を信じ込む人もいないであろうが、これだけははっきり書いておきたい。
筆者はただのウソツキではない。「極めて悪質なウソツキ」である。