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日本の持続的成長企業 ―「優良+長寿」の企業研究
 
 

日本の持続的成長企業 ―「優良+長寿」の企業研究 [単行本]

リクルートマネジメントソリューションズ組織行動研究所 , 野中 郁次郎
5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社 / 著者からの内容紹介

「企業が勝ち組と負け組にわかれるのはなぜか」
「平均寿命を超えて生き残る企業には
どんな特徴があるのか」

 従来の企業研究の多くは、この2つの問いのどちらかに答えるために行われている。

 本書はこの2つの問いを同時に探求すべく「持続的成長企業」を研究対象にした。生きながらえて、かつ、高業績を持続するのはさらに難しいからだ。

 そこでわかったことは、企業経営に奇策はないということである。持続的成長企業は、一見、簡単に見える「経営にまつわる当たり前」を愚直に行っている。

 キヤノン、トヨタ、武田薬品、花王など日本の超一流企業の定量・定性分析を通じて、長期的に繁栄する企業が実践している組織づくりと人づくりの仕組みと、実践における鍵を明らかにした。優良企業研究と長寿企業研究を組み合わせた1冊。

内容(「BOOK」データベースより)

企業経営に奇策なし。一見、簡単に見えて実行できない経営にまつわる当たり前を明らかにし、実践における鍵を追求していく。定量・定性分析からはじめて明らかになった!長期的に繁栄する企業が実践している組織・人づくり。

登録情報

  • 単行本: 261ページ
  • 出版社: 東洋経済新報社 (2010/7/9)
  • ISBN-10: 4492502084
  • ISBN-13: 978-4492502082
  • 発売日: 2010/7/9
  • 商品の寸法: 19.2 x 12.8 x 2.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
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3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By あらフォーティー トップ500レビュアー
形式:単行本
本家のビジョナリーカンパニーに負けない内容がある。
電機、自動車、製薬、小売、など多くの優良企業を調査し、
その組織、人材マネジメント、行動の価値基準、などを明らかにしていく。

「過去の企業を研究しても、再現性のある法則など得られない」
という批判を乗り越えた内容がここにある。

人を持続的に生かせる企業、世のため人のために頑張る企業が
持続成長する、という当たり前の結論だが、エクセレントカンパニーが
採用してきた様々な戦略や具体的な対策には、多くのヒントを
得ることができると思う。

内容はかなり広範囲で拡散的だが、相当量のデータ分析と文献研究が
凝縮された内容で、1,800円はちょっと申し訳ない感じがする本。
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2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By Jupiter
形式:単行本
持続成長する企業の条件とは、人を持続的に生かせる企業、世のため人のために頑張る企業、というのが本書の主張となっている。
しかし、リーマンショック前の一時的な企業業績回復期に調査した内容をもとにした部分が多く、その後の大きな変化が考慮されていない(著者もそのことには少し触れている)。
世のため、人のために頑張っているつもりだったのに、うまくいかなくなった企業も多く見受けられる。終身雇用を約束された正社員の立場からこうあってほしいという会社像が描かれているのではないかという印象も持った。
多くの日本の優良企業に調査を行ったことは、企業研究事例としては評価できる。しかし、導き出された結論が普遍性を持つかどうかは疑問である。
このレビューは参考になりましたか?
4 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
組織がらみの施策を社内に浸透させるのは本当に大変だ。

例えば、ビジョンの共有なんて言うと人事がらみの部署主導でセッションをやったりする。本書にあるような花王みたいな優良企業ではうまくいっているらしいが、大抵の場合、特に営業職や研究職、製造現場の社員を対象にやっても、「こんなこと何の役に立つのだ」と言われて白けてしまうってことが多いし、実際になぜ重要なのだ、と言われてもなかなか的を射た返答を出すことができないものだ。

本書は、そうした疑問に対して、一定の答えを出していると思う。ビジョンの共有、コミュニケーションといった組織的な施策と業績の関係を統計的に分析した結果を冒頭に紹介し、肉付けするように事例を出している。

統計分析の内容は、ビジョンを共有しコミュニケーションを高めることが業務改善と組織変革を実現し業績が長期的によくなる、というまあ当たり前のことであるが、海外ではともかく、日本国内でこれをきちんと検証した例を寡聞にして知らない。冒頭の分析結果を意識しながら事例を読み進めることにより、組織的な施策がどのように業務のプロセスを変え、業績を高めていったのかということをある程度具体的にイメージすることができる。
本書で紹介されている花王のTCRの事例は先にあげた分析結果さながらに、組織の方向性を示し、現場の業務に反映し、業績を高めることに長期的に貢献している、という意味で大変参考になる。

他の事例ももう少し冒頭のモデルと有機的に繋がっているといいのにとは思うが、実際に事例を探すとなるとなかなか完璧に合致するものは見つからないのだろう。
しかしこうして見ると、いわゆる組織的な施策を経営陣が人事部などに丸投げしてしまうことに改めて異議を唱えたくなる。本当は非常に重要な経営マターで、経営陣が本気でやらなければ企業は変わらない。
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