一昔前での日本の恐竜と言えばフタバスズキリュウと相場が決まっており、
どちらかと言うと海生ばかりに偏っていましたが、
昨今の研究や発掘により、それらばかりではなく、
ティラノザウルスの仲間やベロキラプトル類、
古い言い方ですがカミナリ竜のタンバリュウなどなど、
実に多くの恐竜たちが日本で発見されております、
それら古代生物41種をまとめた最新の一冊が本書です。
大きな復元図にあわせて、分類や解説については綿密かつ詳細、
化石の写真のみならず発掘現場の写真や、それに伴うエピソードまで掲載されており、
思わず化石を探しに行こうと言う気まで起させてくれるような、
非常に充実した一冊に仕上がっています。
正直この価格で41種と言うのは図鑑的にいかがなものかと言う感じがあります、
しかしながら価格に見合うかそれ以上の内容であることは間違いありません。
恐竜好きはもちろんお勧めですが、
現在の日本の動物についての知識の一端にもなります。