新書サイズで現在読める庭園の本としては一番良い本ではないかと思います。
時代順、テーマ別、個別の庭園と3つの章に分けて解説してある。
最初の2章は日本だけでなく海外の庭園も比較対象にしていたり、先人の築いたすぐれた造園に対し近年の都市緑化の場当たり的なところ等も解説してあり面白かった。また、今までは里山=自然と誤解していたが、里山は人の手が入った家畜化された自然であるなど、思い込みしてことが正され勉強になった。残念なのは文章に対しての写真が同じページに無い事がある点でした。
3章目は全国の名園を個別紹介しているが、ただ単にガイドブックの延長ではなく、テーマから派生した事柄なども解説してあり、訪れる前に是非一読したい。できれば各庭園の見取り図がほしかった。