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日本の国境問題 尖閣・竹島・北方領土 (ちくま新書 905)
 
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日本の国境問題 尖閣・竹島・北方領土 (ちくま新書 905) [単行本]

孫崎 享
5つ星のうち 3.8  レビューをすべて見る (19件のカスタマーレビュー)
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日本の国境問題 尖閣・竹島・北方領土 (ちくま新書 905) + 不愉快な現実  中国の大国化、米国の戦略転換 (講談社現代新書)
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商品の説明

内容説明

どうしたら、尖閣諸島を守れるか。竹島や北方領土は取り戻せるのか。平和国家・日本の国益に適った安全保障とは何か。国防のための国家戦略が、いまこそ必要だ。

内容(「BOOK」データベースより)

海に囲まれた島国・日本にあっても、周辺には解決が困難な国境問題を抱えている。尖閣・竹島・北方領土。領土は魔物である。それが目を覚ますと、ナショナリズムが燃え上がる。経済的不利益に、自国の歴史を冒涜されたという思いも重なり、一触即発の事態に発展しやすい。突き詰めれば、戦争はほぼすべて領土問題に端を発する―。中ソ国境紛争やイラン・イラク戦争の現場に外交官として赴任、情報収集にあたり、その後、防衛大学校教授として日本の安全保障を研究・分析した外交と国防の大家が論点を腑分け。平和国家・日本の国益に適った戦略を明かす。

登録情報

  • 単行本: 231ページ
  • 出版社: 筑摩書房 (2011/5/11)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4480066098
  • ISBN-13: 978-4480066091
  • 発売日: 2011/5/11
  • 商品の寸法: 17.2 x 10.6 x 0.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.8  レビューをすべて見る (19件のカスタマーレビュー)
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10 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
Amazonが確認した購入
著者は外交官経験を活かし,国際的で幅広い視野を持った考え方で,世界各国が抱える領土問題をわかりやすく説明しています。
これまで領土問題を意識していなかった方でも,容易く知識を取り込むことができます。

特定の国に肩入れする論調ではなく,我が国の近隣に存在する領土問題を,そのルーツから現在まで丁寧に説明しています。
将来に向けてのアプローチを提案する姿勢は,中立的で冷静であり,かつ積極的な国益論者の印象を受けました。

国家の主権は国民の意識によって大きな影響を受けると主張し,領土問題を単なる利害問題とせず,
建設的で有益な展望を国民の目線から意識付けるために,良いきっかけとなる本です。

ただ限られた文面で挙げたケースが多すぎたのか,一つ一つの分析がとても小さく簡略にまとめられた感があった。
深く掘り下げた論議に及ば買ったことが少し物足りなく星を4つにしました。
続編にぜひ期待します。
このレビューは参考になりましたか?
40 人中、33人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By NA_NA_s
 一方向的なナショナリズムの視点を離れて、相手国の視点も取り入れ冷静に国境問題の歴史的経緯を明らかにする。国境問題の解決に当たっては双方が一方的に持論を展開するのではなく、両国が納得する状況を作る必要があり、それができない間は紛争に発展しない仕組みや合意を作るということの重要性を説いている。

 個人的に印象に残った点:
 ・日本政府は尖閣列島の棚上げ合意を否定したが、これは国内のタカ派にとってだけではなく、中国軍部にとっても好都合だったということ。棚上げ合意は実効支配している日本にとってこそ有利なものだった。中国軍部からすればこの合意は中国国民に信頼の厚い周恩来やトウ小平によるものであったために破ることができず、当該地域での軍事行動の足かせになっていたという。

 ・北方領土、竹島、尖閣の紛争では実際にアメリカが軍事介入する可能性はほぼないということ。
日米安保は日本の施政下になければ適用されない。そのため、北方領土(米も対象外と明言)、竹島(米地名委員会では韓国領)での紛争は対象外となる。尖閣は先日安保対象と明言された。しかし安保で謳っているのは「自国憲法に沿って対応する」ということ、すなわち議会の承認を得て交戦することになるが、自国民を核の脅威にさらし、経済で大きな恩恵を蒙っている中国と戦争することに議会の支持が得られるかということを著者は指摘している。

 その他多々あるが、書き切れない。
最後の章で軍事的に不利な立場にある日本が平和的な解決へ向かうための具体的な提言がなされている。
できるだけ多くの人に読んでいただきたい。
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2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
Amazonが確認した購入
なぜ日本が国民や国家の財産を守る意志が希薄なのかよく理解できる本です。
このような外務官僚が外交の機軸を担っている限り、領土問題でその当事国に対し日本国としての毅然とした意思を示すことなんてあり得ない。 シンプルに要約すれば、アジアの弱小国日本(著者の言葉)は北方領土も尖閣諸島も竹島も、日本領土であることを主張せずに、あるいは棚上げにして当事国と仲良くし貿易を発展させ、結果として国民生活を豊かにするべき、との考えである。 付け加えれば尖閣はもともと中国の領土、北方4島および竹島はポツダム宣言受諾、サンフランシスコ講和条約締結の結果、日本の領土ではないと筆者は考えているように読める文脈が多くある。
不幸で悲しむべき外務省を持った日本。
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最近のカスタマーレビュー
いつまで日本は他国の捏造を許すのか
読んでいて、本当に日本は一体何をやっているんだ!!

そう言いたくなる一冊。... 続きを読む
投稿日: 2か月前 投稿者: reviewr7
コンパクトに3つの領土問題を纏めているが、どうせなら・・・
尖閣・竹島・北方領土の3つも「国境問題」としてコンパクトにまとめ、事実の誤認を正してくれる。新書の本書であるが、「はじめに」を読めば骨子は把握できる。要は、続きを読む
投稿日: 4か月前 投稿者: smna
いい本だと思う。
まず日本の領土とは何かから始まる。領土や領海の政治学的な定義もあるし、原理原則の哲学的な定義。... 続きを読む
投稿日: 5か月前 投稿者: 哲学マニアアキバ変容編
参考
佐藤優「ニュースと時代に強くなる 日刊ゲンダイ特
選100冊」『日刊ゲンダイ』2011. 9. 13
[・・・]より... 続きを読む
投稿日: 5か月前 投稿者: 中間
必読書。
語られている歴史的事実に瞠目、目から鱗の連続です。そして、日本人には国際政治におけるリアリズム、契約・条約というものの重み、怖さへの理解が根本的に不十分との感を強... 続きを読む
投稿日: 7か月前 投稿者: ヨッパライ
領土問題に関心のある人には必読の書
豊富な資料を紹介しつつ、簡潔な文章で、
国境問題を分かりやすく解説。
領土問題に関心のある人には必読の書。... 続きを読む
投稿日: 8か月前 投稿者: ありぎりす
目を通すべき提言の数々
尊ばれるべき提言が並んでいる。
薄氷の上を歩くように微細な均衡を保っている他国との関係、領土問題を考えるにあたっては、... 続きを読む
投稿日: 8か月前 投稿者: aheadhead2
本当に領土問題は存在しないのか?
2010年9月7日、日本の“領海”である尖閣諸島沖において、中国漁船が海上保安庁の巡視船に衝突してくるという、いわゆる中国漁船衝突事件が発生した。これに絡んで、菅... 続きを読む
投稿日: 9か月前 投稿者: パパぱふぅ
全日本国民が読むべき本
ありきたりの目から鱗が落ちる本です。
あいまいだった点が線になりました。
感謝しています。
投稿日: 9か月前 投稿者: mike0222
少し残念。。。
我が国の国境問題について、コンパクトに整理しようとした著者の意図と努力は理解するものの、挙げられているケースが偏っているのは残念です。... 続きを読む
投稿日: 10か月前 投稿者: ふくろう
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