北村行孝さんと三島勇さんによる著書。
2001年に出ている本なのですが、福島第一原発事故を受けて
その経緯、問題点、今後の対応など大幅に内容を改定しています。
原子力発電とは何なのかと言ったところから解説があり良いです。
原発事故後に出てくる世の中の本には脱原発、原発廃止一辺倒な本も多く
(もちろん健康を害した等事実に基づいてはいると思うのですが)
客観的にデータを持って今の日本の原子力の現状を解説した本が殆ど無く
その意味で貴重な本であると思います。
ただもちろん原子力の解説には科学的用語も出てきます。本当に内容を消化し
理解し切るには高校レベルの化学、物理の知識がきちんとあった方が良いと思いました。
(なるだけわかりやすく伝えようとしているのは読んでいて伝わってきますが・・
やはり最低限の難しさは残るものなのかもしれません。むしろそこは本来国民一人一人が
分かるよう努力するか教育内容を改善すべきなのだろう)
図表なども充実しておりそれも本書の特徴となっている。