「日本の中のユダヤ文化」は、戦後はじめて、日本人のアイデンティティとは何かを歴史的・文化的・聖書的に検証した、日本人の必読書である。いわゆる「日ユ同祖論」は、1690年にオランダ商館付の医師として来日したドイツ人医師ケンペルの「日本誌」や、明治初期に来日したスコットランド人貿易商のマックレオドの「日本古代史の縮図」(1875年)を皮切りとして始まったが、聖書研究者の久保有政氏の「日本の中のユダヤ文化」において、「日ユ同祖論」がついに聖書学的に解明され、精神的に集大成されたと評価する。この業績は、著者個人の力量によるものではなく、彼の文章力を見込んだ、まさに聖書の神からの、一時的にせよ、霊的な感化を受けことによるものだろう。従って、「日本の中のユダヤ文化」は、過去から現在そして未来へと続く日本の文化と歴史の流れの中に生きている、わたしたち日本人に 真の覚醒をもたらす書に違いない。日本という国家と民族の将来は、どうあるべきかを明確に示しており、この書を理解する者には正しい歴史認識と行動方針が啓示されることだろう。