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日本のゴーギャン 田中一村伝 (小学館文庫)
 
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日本のゴーギャン 田中一村伝 (小学館文庫) [文庫]

南日本新聞社 , 南日本新聞=
5つ星のうち 4.4  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社 / 著者からの内容紹介

画壇に背を向け
生涯、妻を娶らず
自らの才能だけを信じ
貧窮をものともせず
ひたすら絵をかいた
六九年の軌跡。
東京・千葉・奄美大島と
移り住んだ一生を追う。
伝説の日本画家
田中一村のただ一冊の伝記である。

本書は『アダンの画帖』として1995年に発行されたものを文庫化したものである。

内容(「BOOK」データベースより)

画壇に背を向け生涯、妻を娶らず自らの才能だけを信じ貧窮をものともせずひたすら絵をかいた六九年の軌跡。東京・千葉・奄美大島と移り住んだ一生を追う。伝説の日本画家田中一村のただ一冊の伝記です。

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By beer
形式:文庫
幼少の頃から絵の才能にあふれ,東京美術学校(現東京芸大)に入学しながら,数ヶ月で退学し,絵を売れば十分な生活ができたであろうが,それをせず,50歳で奄美大島へ渡り,大島紬工場の職工として最低賃金以下の収入で極貧の生活をしながら絵を描き続け,画壇では見いだされることなく島で孤独に死んだ鬼才の画家の評伝。

知人の医師は田中を「あの人が,医師になっていたら,おそらく名医になっていたでしょう。あれほどの才能を持ち,あれほど勉強する人を私は知らない」(p116)と評し,本人はある人に宛てた手紙の中で「私の絵の最終決定版の絵が(中略)なんと批評されても満足なのです。それは見せる為にかいたのでなく,私の良心を納得させる為にやったのですから」(p176)という。単に口で言うのは容易いが,全てを投げ打ってそれを成し遂げる迫力が本書から強く伝わる。

奄美の田中一村美術館で実際にその絵を見た時,絵に全くの素人の私でも圧倒された。実物をご覧になることをぜひお勧めする。

ただ「日本のゴーギャン」というタイトルは,よくテレビなどで日本人を紹介する時に使われる「和製○○」みたいでどうもしっくりこない。
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23 人中、20人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
真実への道 2003/10/29
形式:文庫
絵を描くことを通じ 誰もが見つけるべきである
何かを見つけたのではないだろうか
好きなことに ひたすら打ち込む事でしか
見つけることの出来ない真実

これは その真実を見つめ描き続けた人の話である

1人の画家としてまた 人間としての
「田中一村」を見ることができる読み物です
絵画に興味のある方だけではなく
読んで頂きたい1冊である

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3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
奄美と千葉 2010/9/26
By 志村真幸 トップ500レビュアー VINE™ メンバー
形式:文庫
 1986年に道の島社から出た『アダンの画帖−田村一村伝』というタイトルの単行本を1995年に小学館が復刊し、さらにタイトルを変えて1999年に文庫化したのが本書。
 著者は南日本新聞社記者の中野惇夫さん。南日本新聞に1985年に連載した記事をもとに、一冊にまとめたのが本書である。
 田中一村は、最近でこそ名前を聞くようになったが、生前はまったく知られざる画家であった。千葉、奄美で画業をつづけたが、狷介な性格と完璧主義のせいで生涯に一回の個展を開くこともなく、清貧のなかで死んでいった人物である。その生涯を、綿密な取材のもとに描き出した本書は、田中一村の再評価のきっかけともなり、また内容の確かさからも、重要な著作といえる。
 メインは伝記であり、実際の絵については数点が収められているのみ。ちょっと残念。しかし、奄美時代の極彩色の絵に魅力がある。アンリ・ルソーなどの素朴派を思わせるが、線の確かさと精密な描写には、天才と技術を感じさせる。
 『日本のゴーギャン 田中一村伝』(南日本新聞社編,小学館,1999年)と改題した文庫版もある。
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