「製品とは設計者による基本情報がモノ(媒体)と結びついたカタチである」と考えれば、マーケティングから生産、販売に至る道筋は「設計情報が循環する過程」だと言える。顧客が消費しているのは、基本的には設計情報なのだという考え方に立って、良い製品とは然るべき「アーキテクチャ(設計思想)」を内包するモノだと解説する。
企業には設計情報を上手に創造し、さらに媒体とベストの状態で結合させる技量が求められる。これを著者は「もの造りの組織能力」と呼ぶ。組織能力にはそれぞれ個性があり、個性とアーキテクチャには相性が存在することを示す。強い製造現場を持ち、高い収益性を確保している企業の多くは、独自の組織能力と設計思想のバランスが良いと指摘している。
(日経ビジネス 2004/08/30 Copyright©2001 日経BP企画..All rights reserved.)
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専門用語の連発、という本でもなく、講義をしているような文体で、読みやすかったです。一般の会社員ですが、十分読めました。大変頭の良い方が、丁寧に丁寧に説明してくれてるような本でした。
トヨタの分析には、びっくり。詳しく、本質を突いた(?)分析という印象です。ほかで読んだことないです。
また、アーキテクチャ論は「こんな見方もあったんだ」ともうー目が覚めました!「アーキテクチャ」という言葉は、いろいろな所で聞きますが、この本での分析のための「切れ味」は抜群です。
以上を勘案して,本当に素晴らしい経営書だといえます。経営に関係する人,必読の書です。
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