名前を知っている神様から初めて聞く神様まで,また神話の中の神々だけでなく神になった人々まで幅広く解説されている.出自(初出)だけでなく中世や近世まで幅広い情報が載っていて,神様の歴史や遍歴が判るところが良いと思いました.最終章は「古史古伝」が解説されていて、読み始めは何で?とも思ったが,神様がどのように形作られ,或いは既存の神様に新たな情報や神格が付加され,或いは「古史古伝」同士が如何に影響を与えあい情報を共有しあったのか等,神々や神話形成の背景が伺えた気がして、かえって興味深く読むことが出来た.