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最も参考になったカスタマーレビュー
6 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
江戸時代は「今」より新しい,
By 波へい (東京都港区) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 日本のおしゃれ 帯留―池田重子コレクション (単行本)
この本を読んだ時、江戸・明治時代の職人たちの美意識に衝撃に近い感動を覚えました。今までは、どちらかと言うと「昔の物は古臭く、デザインセンスも冴えない物だ」とどこかで決め付けていましたが、考えが180度変わりました。 わずか数センチの帯留の世界。可能な限りの技を駆使し、色とりどりの貝殻や金、銀などで象嵌を施し、日本の風景を描き出す。 こんなにもすばらしい文化があるのだなぁと日本再発見のきっかけになった本でした。
5 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
まさに日本工芸史の一ページを飾る名著,
By クニタン (静岡県) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 日本のおしゃれ 帯留―池田重子コレクション (単行本)
明治から大正、昭和初期と帯留めの文化は以外に歴史浅く、幕末の刀のつば飾りや目貫を創る職人たちの技術が継承され、第二次大戦前までが、帯留めが新たな中産階級を中心に花開いた時代でした。当時の職人のユーモアあふれるセンス。精緻な仕事ぶりが手に取るように感じられます。 そうして戦争をくぐりぬけた逸品たちが池田さんのコレクションの仲間入りをしているわけで、しかしながら帯留めの性質上、根付のような海外流失は少なく、本当に世界的な?!貴重なコレクションといえます。 着物のコレクションでも第一人者である池田さんの審美眼は超一流であり、このような美しい写真とともに堪能できるのは日本人の誇るべき遺産といっても過言ではないと思います。 まさに少ない資源を生かす日本人の知恵、極限までのワザを磨く勤勉さは長い江戸町人文化の中ではぐくまれた大切な資質といえましょう。 デザイン意匠のすばらしさなど、いまこそ日本人の資質、得意技とはなにか?「温故知新」の時期に来ているのでは?と考えさせる内容です。もうひとつの著作「日本の髪飾り」と合わせ、一見の価値ありです。
1 人中、0人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
大きな帯留は貴重品,
By あゆ "あゆ" (東北) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 日本のおしゃれ 帯留―池田重子コレクション (単行本)
現在市販られている帯留はアクセサリーと言うよりも添え物という感じで、あまり主張はしていないものが多いのですが、池田コレクションはテーマもあるし、かなりの大きさの違いもあって、主役にしたいアイテムですね。とにかく、細工の細かさには感嘆させられます。作家ものはもう美術工芸品。文化財産ですよ。素晴らしすぎて溜息しか出ません。自分も池田さんにアドバイスを頂いて、いろいろ挑戦しています。帯留は着物を着る上で一番最後に見に付けるもの。龍を書いて最後に目を書きいれて初めて天が晴れる。そういう意味があるそうです。 見習ってちょっとしたアイデアで楽しめる帯留は着物通には答えられない瞬間ですね。
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